【共同通信杯2021予想】3歳クラシックの登竜門!ステラヴェローチェやシャフリヤールなど出走予定馬を考察
東京競馬の日曜メインはクラシックへと繋がる注目の一戦「共同通信杯」です。幾多のクラシックホースを輩出しているレースですが、今年もまた楽しみな馬が多数出走しております。今回は中でも人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。
ステラヴェローチェ(牡3、須貝尚介厩舎)
昨年7月に阪神の1600mでデビューしたバゴ産駒のステラヴェローチェ。新馬戦を逃げ切って快勝し、続くサウジアラビアRCでは14kg増と大幅に馬体重を増やし、位置取りも新馬戦とは打って変わって後方からでしたが、外から追い込んで3馬身差の圧勝と強い勝ちっぷりを披露しました。前走の朝日杯FSでも中団から間を割って伸び、上がり最速をマークし2着に食い込みました。直線一気で仕留めたサウジアラビアRCを見ても広い東京コースは合いそうで、実績的にもここは上位の存在。
シャフリヤール(牡3、藤原英昭厩舎)
昨年10月に京都の芝1800mでデビューしたシャフリヤール。中団から外目を回って抜け出し、上がり最速をマークし快勝する強い内容の競馬を披露しました。母は短距離志向ですが、全兄には皐月賞と大阪杯を制したアルアインがいる良血馬で、マイルから中距離でもこなせそうな気配があります。1月の初めから毎週のように福永騎手が調教で跨っており、クラシック戦線において期待値が高い1頭です。
ディオスバリエンテ(牡3、堀宣行厩舎)
昨年の12月に中山の芝1800mでデビューしたロードカナロア産駒のディオスバリエンテ。先週のきさらぎ賞を回避し、共同通信杯を選択してきました。新馬戦でクビ差下したボーデンは2戦目を好タイムで6馬身差の圧勝を果たしており、3着のアサマノイタズラも次走で4馬身差の圧勝、5着のグローリアスサルムも勝っていることから、相当な能力の持ち主であることが予想されます。未知の魅力があるだけにここでも楽しみな1頭です。