【武蔵野ステークス予想2025】砂の王者を目指す強豪が集結!コスタノヴァやオメガギネスなど出走予定馬を考察

東京競馬の土曜メインはダートマイルのG3「東京中日スポーツ杯武蔵野S」です。2014年から1着馬にチャンピオンズカップの優先出走権が付与されたことで、出走してくるメンバーのレベルも近年は上がってきた印象があります。今年は一体どんな馬が揃ったのでしょうか?今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
コスタノヴァ(牡5、木村哲也厩舎)
前走のさきたま杯・11着から巻き返しを狙うコスタノヴァ。前走のさきたま杯ではスタートで大きく出遅れ、道中は最後方からの厳しい競馬となったコスタノヴァ。力を出し切れず11着に敗れましたが、敗因は明確であり悲観する内容ではなし。2走前のかしわ記念でもスタートのロスが響きつつも3着に食い込み、地力の高さは証明済みです。今年は根岸S、フェブラリーSを連勝し、堂々のG1馬に上り詰めた実力馬。地方コースではリズムを崩しましたが、6戦6勝と完璧な成績を誇る東京コースに替わる今回は、再び本来の走りを見せる舞台が整いました。得意の条件で巻き返しを狙う一戦となります。
オメガギネス(牡5、安田翔伍厩舎)
前走のグリーンチャンネルCを制して駒を進めてきたオメガギネス。中団から馬群をさばいて伸び、4馬身差の圧勝。昨年3月の三宮S以来、久々の勝利を飾りました。グリーンチャンネルCは一昨年に続く2度目のVで、東京マイルは得意条件です。一昨年は55kgでしたが、今年は60kgを背負いながらも上がり最速の時計で突き抜けて後続に4馬身差で圧勝しており、近走の不振続きに終止符を打つ完全復活を果たしました。とは言え、走る時と走らない時の差が激しく、気分屋なところもあるので信頼はしにくいタイプ。得意条件となるここは好走に期待したいところです。
ルクソールカフェ(牡3、堀宣行厩舎)
前走のジャパンダートクラシック・3着から参戦するルクソールカフェ。差し脚を伸ばして3着確保。上がり性能の高さは発揮できましたが、距離適性の壁で勝ち負けには届かずの3着でした。2走前のケンタッキーダービー・12着も慣れない環境の中で思う存分力を発揮できずの敗退で、近戦は自分の得意な条件ではありませんでした。今度は2戦2勝の東京コースで、ベスト舞台。兄はフェブラリーSを連覇したカフェファラオで、血統的にこれからの活躍が期待できる素質馬です。D.レーン騎手との新コンビで悲願の重賞タイトルを狙います。

