【東京大賞典2023予想】本当に今年最後のG1はこのレース!ミックファイアやウシュバテソーロなど出走予定馬を考察
中央は28日で締めますが、地方は31日まで開催。正真正銘今年最後のG1を飾るのは、29日に開催される「東京大賞典」となります。今年最後のG1ホースは果たしてどの馬か?今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
ミックファイア(牡3、渡辺和雄厩舎)
デビューから無敗の7連勝で独走中の3冠馬、ミックファイア。今年初戦の羽田盃は早め先頭から突き放して6馬身差の圧勝。続く東京ダービーも番手から抜け出し再び6馬身差で勝利で、そのいずれもがレースレコードでした。勢いそのままにジャパンダートダービーを制してJRA勢を撃破。秋初戦の前走ダービーグランプリでは同期を赤子扱いし、楽に逃げ切り快勝。出走予定であったチャンピオンズCは態勢が整わず回避となりましたが、じっくりとここへ向けて仕上げられてきました。今回は初の対古馬戦となりますが、前目から上がりの速い末脚で押し切る競馬を得意としており、古馬のペースにも十分対応は可能と思われます。一線級の古馬を蹴散らし、ダート界の頂点に上り詰められるかに注目です。
ウシュバテソーロ(牡6、高木登厩舎)
昨年の覇者ウシュバテソーロは連覇を狙って今年も参戦。今年初戦の川崎記念を制し、3月は初の海外戦となったドバイワールドカップを制し、世界に名を轟かせました。1年前は一介のオープン馬でしたが、G1・3勝馬と大きく実績を重ねて世界的なトップホースとなりました。前走のBCクラシックでは直線に入って脚を伸ばすもこれまでのようなキレは見られず、5着に敗退。同馬にとっては馬場がタフすぎた印象もあり、昨年制した得意の大井に舞台が戻るここは巻き返してくる可能性十分でしょう。オメガパフューム以来の連覇達成となるかに注目です。
キングズソード(牡4、寺島良厩舎)
前走のJBCクラシックを制し重賞初制覇を果たしたキングズソード。もともと控えて末脚を伸ばしてくるタイプでしたが、前走はスタートをうまく出して先行策の競馬を展開。好位3番手から進めて抜け出し、上がり最速の脚で突き放して快勝と、新たな一面を見せてきたのも好感が持てます。約3ヶ月ぶりの実戦で馬体重12kg増と余裕残しの状態でしたが、横綱相撲で快勝。秋2戦目で上積みも期待できそうで、引き続き前走と同じ大井2000mが舞台なら高いパフォーマンスが期待できそうです。時計のかかる馬場でもしぶとく脚が使え、ハイペースの消耗戦を得意としています。前走のような流れやすい展開になれば激走を果たしてくれそうです。