競馬ヘッドラインロゴアイコン

【スワンS予想2025】アドマイヤズーム、巻き返し必至!距離短縮で“鋭脚”甦るか?

2025/10/08 22:38
【スワンS予想2025】アドマイヤズーム、巻き返し必至!距離短縮で“鋭脚”甦るか?

NHKマイルC・14着から巻き返しを狙うアドマイヤズーム。ここまで5戦2勝。24年の朝日杯FSでは2番手で流れに乗ると、直線で一気に抜け出して後続を完封。2着ミュージアムマイルに2馬身半差をつける完勝で、世代トップクラスの能力を証明した。上がり3ハロン33秒6という数字が示すように、単なる展開利ではなく地力の高さが光ったレースだった。

年明け初戦のニュージーランドTでは2着。初の中山遠征、休み明けという条件ながらも力を示した。マイル適性、末脚の鋭さ、そして安定感を兼ね備え、迎えた前走・NHKマイルCでは1番人気に推された。しかし、激しい先行争いに巻き込まれ、結果はまさかの14着。スタート直後に落鉄した影響もあり、3コーナー以降で走りが乱れて失速。川田騎手も「スタートして200~300mの地点で落鉄していた」と明かした。だがそれを差し引いても、掛かり気味の気性が露呈した一戦だった。

モーリス産駒は総じて前向きな気性を見せる傾向にあり、アドマイヤズームも例外ではない。制御が難しいタイプで、前走ではそれが悪い方向に出た。ただし、その点を踏まえれば、距離短縮となる今回の1400mはむしろ好転材料だ。舞台は朝日杯FSと同じ京都外回りコース。直線の長さと平坦なラストが、持ち味である瞬発力を最大限に生かせる。

母ダイワズームは中距離で4勝を挙げ、母父はハーツクライ。血統的には1800~2000mを主戦場とするスタミナ型だが、アドマイヤズーム自身はスピードと切れ味を兼ね備えるタイプに出た。モーリス✕ハーツクライの組み合わせらしい持続力と瞬発力のバランスが、スワンSの舞台でどう噛み合うかがポイントになる。

京都芝1400m外回りは、先行力と持続力が問われるコース形態。基本的に前残りの展開が多く、スピードの持続に優れた馬が好走しやすい。アドマイヤズームは行きたがる面があるため、抑えが効けば理想的な先行策も可能だ。前半のペース配分さえ整えば、直線で再び“朝日杯の輝き”を取り戻すチャンスは十分ある。

休み明けで古馬との初対戦となるが、能力的には上位。人気を集めるのは間違いないが、絶対的な信頼までは置けない。気性面の不安をどう克服するか、そして1400mという距離がどう作用するかが鍵を握る。京都の軽い馬場と展開が味方すれば、再び世代トップの実力を証明する場面が見られるかもしれない。

人気上位に推される可能性が高いが、展開次第では凡走もあり得るだけに、人気ほどの盤石さはないと判断するファンも少なくないだろう。展開面をどう予想するかが、馬券攻略の鍵となりそうだ。 

【アイルランドトロフィー2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
新LINEを必ずご確認ください

[SP]アルゼンチン杯の3連単を無料公開

最新のレース情報を配信。3連単の予想を無料でお手伝い。

【スワンS予想2025】アドマイヤズーム、巻き返し必至!距離短縮で“鋭脚”甦るか? | 競馬ヘッドライン