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【アイルランドT予想2025】4歳vs5歳の女傑対決!ボンドガールかサフィラか、それとも伏兵か?

2025/10/11 05:00
中央競馬
【アイルランドT予想2025】4歳vs5歳の女傑対決!ボンドガールかサフィラか、それとも伏兵か?

今年から名称を変更し新設重賞として行われるアイルランドトロフィー。かつての府中牝馬Sがそのまま衣替えした一戦であり、舞台も時期も変わらず、エリザベス女王杯を目指す実力牝馬たちが集う伝統の前哨戦である。

過去データを見ていくと近3年は1番人気馬がすべて馬券圏内を確保しており、堅実傾向が強まっているが、3年連続で二桁人気馬が食い込んでおり、波乱の芽も常に潜んでいる。人気通りには終わらないのがこのレースの難しさだ。

さらに枠順にも明確な傾向がある。2018年以降、勝ち馬はすべて8番ゲート以内。過去7年間で二桁馬番から馬券に絡んだのはわずか4頭。府中の1800m戦ではコース取りの巧拙が勝敗を大きく左右する。内を引けた馬が展開を味方にできる条件だ。

年齢面では4、5歳馬が中心。6歳以上の“お姉さん組”は苦戦傾向にあり、世代交代の構図がここでも続きそうだ。脚質傾向は一筋縄ではいかず、昨年のように差しが決まったかと思えば、2017年のような逃げ切り勝ちもある。展開読みの難しさもこのレースの妙味である。

そして最大の注目はルメールが手綱を取るボンドガールだ。昨年の秋華賞2着馬で、マイル戦線でも頂点を狙える素質馬。府中1800mへの対応にも不安はなく、昨年のルメール勝利再現となる可能性は高い。ここで女王ロードの第一歩を刻む構えだ。

対抗はサフィラ。阪神JFで4着、阪神牝馬Sでは勝利を挙げた実力馬で、舞台設定的にも好走が狙える。持ち味の末脚を府中の直線で炸裂させたい。

そして侮れないのがアドマイヤマツリ。前走のヴィクトリアマイルで7着も勝ち馬と0秒3差なら悪くない。地力の高さは明白で、重賞タイトル奪取が見えてきた。ここで結果を出せば秋の大舞台への切符が見えてくる。

人気実力が拮抗する中でデータ面ではボンドガールが頭ひとつ抜けている。ルメールの手綱が光るか、それとも新星が歴史を塗り替えるか。“女たちの秋戦線”を占う大一番から目が離せない。 

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