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【札幌記念2025予想】タフな馬場は歓迎材料!復活条件揃ったコスモキュランダ

2025/08/15 16:52
【札幌記念2025予想】タフな馬場は歓迎材料!復活条件揃ったコスモキュランダ

3歳時にクラシック戦線で強烈な存在感を放ったコスモキュランダが、今年の札幌記念に挑む。昨年3月の弥生賞ディープインパクト記念を制し、続く皐月賞では強豪ひしめく中で先行策から粘り込み、タイム差なしの2着。世代トップクラスの能力を証明した。

秋のセントライト記念では中団から外を押し上げ、直線で一旦先頭に立つ力強い内容。勝ち馬アーバンシックには屈したが、タフな展開をしぶとく走り抜き、改めて持ち味を発揮した。今年初戦のアメリカJCCでも、出遅れから後方追走という厳しい形ながら、3コーナー過ぎからロングスパートを敢行。勝ち馬ダノンデサイルと0秒1差に迫る粘りを見せた。中山コースでの好走が続くことからも、タフな条件への適性は折り紙付きだ。

コスモキュランダの武器は2つ、「自在性」と「タフ馬場適性」だ。札幌記念の舞台・札幌芝2000mは過去10年で9勝が4コーナー6番手以内の先行馬から出ており、前々で運んで粘り込むこの馬のスタイルと相性が良い。加えて、稍重や重馬場での好走歴もあり、洋芝のタフな馬場はむしろ歓迎材料となる。

今年のメンバー構成を見ると、先行馬が多く、展開が流れる可能性は高い。都大路Sのようにアウスヴァールとケイアイセナが競り合う形になれば、好位で脚を溜めたコスモキュランダが抜け出すシーンは十分想像できる。

弥生賞以来、1年半以上勝利から遠ざかっているのは事実だが、状態面は明らかに上向いている。2週前の函館Wコースでは6ハロン81秒0、ラスト1ハロン12秒2の好時計をマーク。加藤調教師も「状態は過去最高に近い」と太鼓判を押す。勝ち切れないレースが続くタイプではあるが、馬体は維持され、精神面も安定。舞台設定と仕上がりが噛み合う今回は、復活の可能性が大きく広がる。

皐月賞で見せた世代屈指の地力と、洋芝適性を兼ね備えたコスモキュランダ。好状態で好条件が揃っているここは、復活Vに期待してもいい1頭だ。 

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