今週日曜小倉のメインレースは、サマー2000シリーズの小倉記念です。

エプソムカップ3着から挑むディープインパクト産駒のファルコニアや、ここ3戦いずれも3着以内の安定感を誇るショウナンパルディなど、前走で善戦している馬たちに印が集まりそうな今回ですが、未知の魅力を買って狙ってみたいのが、ベーカバド産駒のダブルシャープです。

2歳時から長く活躍している1頭ですが、ローカル競馬場での活躍が目立つこともあり、この時期は警戒しておきたい1頭です。

3勝クラスを勝ち上がったばかりということで、小倉競馬場は5戦2勝2着2回と相性のいい舞台ということもあり、夏は格より調子で推奨したい1頭となっています。

菊花賞で1番人気支持を受けるなど高い評価を受けつつもなかなか調子が上がってこないヴェロックスや、昨年の覇者アールスターが、ここ2戦は物足りない内容とはなっているものの、小倉大賞典では4着と、この舞台では侮れないだけに、実績馬対上がり馬という構図でみても面白いレースとなりそうです。

トリオンフやメールドグラースといった1番人気馬が圧倒的な強さを見せるときもあれば、昨年のような人気薄のアールスターの大駆けもあるなど、ハンデ戦らしく予想が難解なレースとなっていますが、ダブルシャープの走りに注目ですね。