【川崎記念2026予想】ディクテオンが堂々主役、3度目の正直なるか?
公開: 2026/04/07 18:19

地方競馬最高賞金1億円を誇るビッグレース「川崎記念」がいよいよ開催される。ダート路線の頂点を争う一戦で、今年も実力馬が集結。
その中心にいるのは、前走の東京大賞典を制したディクテオンだ。ドバイ遠征を取りやめての参戦となったが、わずか1週間半のスライドであれば状態面への不安は少ない。もともとドバイを目標に仕上げられていただけに、むしろ高いレベルでコンディションが維持されていると見ていい。持ち前のパワフルかつ持続力のある末脚を武器に、今回も差し切り勝ちを狙う構えだ。
この馬の最大の強みは、長く脚を使える"持続力"。昨年の東京大賞典では、大井2000mというタフな舞台で最後まで脚を伸ばし、地方馬として20年ぶりとなる勝利を挙げた。その内容は圧巻であり、ダート路線の主役へと一気に駆け上がった象徴的な一戦だった。「NARグランプリ2025」で年度代表馬に選出されたのも当然の評価と言える。
川崎記念との相性も申し分なし。昨年は転入2戦目という状況で挑み、わずか0.1差の2着に好走。2周目の向正面で早めに先頭へ立つ積極策を見せたが、メイショウハリオにまくられる形となっての惜敗だった。展開的にはやや噛み合わない部分もあったが、それでも崩れなかった内容は高く評価できよう。
また、当時は初コンビだった矢野貴之騎手が、その後のコリアカップ、そして東京大賞典と勝利に導いている点も見逃せない。すでに手の内に入れている今なら、よりスムーズで無駄のないレース運びが可能となるはずだ。荒山勝徳調教師も「ドバイに向けて非常に良い状態だった。1週間ほど楽をさせたが、大きな影響はない。東京大賞典時に近い状態で出せる」と語っており、仕上がりに対する不安は感じられない。むしろ万全に近い状態で初戦を迎えると見ていいだろう。
川崎コース特有の出入りの激しい流れにも対応できる点は大きな強みであり、昨年の内容からも高い適性が証明されている。ドバイ遠征こそ叶わなかったものの、その悔しさを晴らす舞台としてはこれ以上ない条件が整った。
東京大賞典覇者として迎える今年初戦。3度目の挑戦となる川崎記念制覇を成し遂げることができるのか。ここは堂々と主役を張り、再び頂点に立つシーンが期待される。

