【チャレンジカップ2025予想】注目カードはイングランドアイズvsサブマリーナ

今週土曜の阪神メインは、芝2000メートルで行われる3歳以上ハンデG3のチャレンジC。フルゲート16頭に対して登録は15頭で登録馬は全て出走可能だ。
これまで12月開催・別定戦として定着していたが、今年から9月開催かつハンデ戦へと刷新。天皇賞(秋)を目指す陣営にとって、オールカマーや毎日王冠、京都大賞典を待たずに始動できるローテーションの選択肢として、重要度が一段と増した戦いとなる。
注目は小倉記念を制し重賞連勝を狙うイングランドアイズ。収得賞金3650万円でエリザベス女王杯へ向けさらなる加算が必要だ。全4勝中2勝を挙げる阪神芝コースは庭同然で、今回のハンデは前走より3キロ重い54キロながら引き続き好勝負必至と見ていい。
対するサブマリーナも侮れない。京都新聞杯取消でダービー出走は果たせなかったが、条件戦を経て着実に力をつけ、前走新潟大賞典では惜しくも2着。収得賞金3250万円と秋の大舞台を狙うには上積みが欲しい状況だが、阪神芝では1戦1勝と舞台適性は申し分ない。斤量57キロと前走より1キロ増となるが、安定感ある末脚で上位人気に応える態勢は整った。
秋のG1戦線をにらみ、実績馬と上がり馬がぶつかる注目の一戦。新たな開催時期と条件に生まれ変わったチャレンジカップは秋の主役候補を占う試金石となる。

