【フェアリーS予想2026】人気馬が不振?中穴から入るのが鉄則か
公開: 2026/01/11 05:00

明け3歳牝馬の始動戦となるG3フェアリーステークスは、毎年のように馬券検討を悩ませる難解な一戦。キャリアの浅い馬が大半を占めるこの時期の重賞らしく、実力と結果が直結しにくい点が最大の特徴だ。
まず注目すべきは人気別成績である。1番人気は3~4年連続で馬券圏外に沈んでおり、過去10年を見渡しても2着が2回あるだけと、費用対効果は極めて悪い。信頼して買うには明らかに分が悪い存在だ。2番人気も同様で、昨年ようやく7年ぶりに馬券圏内に入った程度。ただし、その2回はいずれも1着であり、勝ち切る力があるかどうかが取捨の分かれ目となる。比較的成績の良い3番人気も、直近4年は連続で馬券圏外に敗れており、上位人気馬に過度な期待を寄せるのは危険と言える。
狙い目となるのは、上位人気に続く中穴ゾーンだ。二桁人気馬は成績が安定せず、無条件で狙える存在ではないが、5~8番人気あたりには十分にチャンスがある。前走内容を見ると、条件戦以下からの臨戦なら、上位人気で勝ち負けしていたことがほぼ必須条件となる。一方、重賞組であれば着順にはある程度目をつむれるものの、大敗からの巻き返しは期待薄だ。
舞台となる中山芝1600mは、頭数が揃う割に外枠の好走が目立つ点も見逃せない。先行馬が有利な傾向はあるが、展開がはっきり読めない限り、脚質へのこだわりは最小限に留めたい。キャリア面では2~3戦の馬が勝ち負けの中心で、使い込まれている馬は明確に割引材料となる。特にキャリア2戦で未勝利戦を人気で勝ち、ここでも上位人気に支持される馬は高評価が可能だ。
以上を踏まえて注目したいのが数頭いる。ブラックチャリスは前走でクビ、ハナ、クビ差の大接戦を演じての4着。函館2歳ステークス2着の実績もあり、ここは重賞タイトルを狙える好機だ。マカレイは府中から再び中山へ舞台が替わるが、デビュー戦での経験を生かせば勝ち負けに持ち込める存在である。アーリーハーベストは気分良く運べれば粘り込みが可能で、勝負強さが問われる一戦となる。トワニも前走で勝ち馬には離されたものの3着は立派で、中山替わりでの前進が見込める。
波乱含みのフェアリーステークスは、人気を疑い、内容を重視することが的中への近道となる。今年もデータと臨戦過程を冷静に見極めたい一戦である。

