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【福島テレビ賞2025予想】勢い止まらぬオーブルクール、昇級戦でも即通用

2025/07/14 17:25
2025/07/15 21:16
【福島テレビ賞2025予想】勢い止まらぬオーブルクール、昇級戦でも即通用

福島競馬の日曜メインには、ダート1150mの短距離戦「福島テレビ賞」が組まれている。オープン特別ながら、TUF杯やアクアラインステークスなどを勝ってきた有力馬が揃い、ハイレベルな一戦が予想される。そんな中で最も注目すべき存在が、4歳牝馬のオーブルクールだ。

オーブルクールは、2勝クラス・3勝クラスのTUF杯を連勝中。重賞級ともいえる強烈なパフォーマンスを見せており、とくに前走のTUF杯では、スタートからスッと2番手を取り、道中は一切無駄のない立ち回り。抜群の手応えのまま直線に入ると、残り200メートルまで鞍上の手綱はほとんど動かず。逃げ馬を馬なりでかわすと、最後はゴーサイン一発で一気に突き放し、2馬身差の完勝だった。芝スタートが得意で、福島ダートとの相性の良さも際立っており、今回の条件設定はまさにベストと言える。

デビューは2024年6月。そこからわずか6戦で4勝を挙げ、無理なくオープンクラスへ駆け上がった。ここまでの戦績の安定感と成長力は特筆に値する。主戦を務める石橋脩騎手も、「とにかく走る。調教も凄いけど、競馬も凄い。ようやく完成してきたし、この先も楽しみ」とその能力を高く評価しており、陣営の期待も大きい。

もちろん、初の牡牝混合オープン戦ということで試金石となる一戦であることは間違いない。これまで明確な不利や揉まれる経験がないだけに、馬群の中でどう振る舞うか、厳しい展開になった際の対応力は未知数でもある。ただし、ここまでの内容を見る限り、決して勢いだけで勝ち上がってきたわけではない。レースセンスと瞬発力を兼ね備えた完成度の高さは、すでに上位クラスでも十分に通用するレベルにある。

一方で、同型の先行馬も多く、展開面が鍵となるのは確かだ。アクアラインSを勝ったグッジョブ、コース実績のあるエスカルなども強敵ではあるが、どの馬も圧倒的というほどの存在感はなく、横一線のメンバー構成。逆に言えば、オーブルクールにとってもチャンスのある組み合わせと言える。

福島テレビ賞は、今後のダート短距離戦線を占う上でも重要な一戦。ここでオーブルクールが実力を証明できれば、一気に重賞戦線へと駒を進める可能性もある。

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