競馬ヘッドラインロゴアイコン

【函館記念2025予想】ハンデ戦らしい波乱ムード、人気馬の取捨に慎重を期したい一戦

2025/06/28 14:19
【函館記念2025予想】ハンデ戦らしい波乱ムード、人気馬の取捨に慎重を期したい一戦

今週日曜の函館メインは、サマー2000シリーズの一戦「函館記念」が組まれている。3歳以上のオープン馬によるハンデ戦で、今年は14頭立ての開催が予定されている。

過去10年の傾向を見ると、1番人気馬は2勝・2着1回と信頼度は高くない。残る7頭はすべて着外に沈んでおり、人気がそのまま結果に結びつかない難解なレースだ。今年も混戦模様が予想され、直前までどの馬が1番人気になるのか読めない情勢となっている。まさにハンデ戦らしい波乱含みの一戦だ。

実際、2020年には3連単で340万円超の超高額配当が飛び出すなど、二桁人気馬の激走も珍しくない。とくに目立つのは、穴をあけているのが関西馬である一方、上位人気の関西馬は振るわないという傾向だ。このことから、人気馬は関東馬、穴は関西馬という視点で狙うのがデータ的には有効といえる。

注目は、美浦・高木登厩舎のマイネルモーント。中山金杯2着、白富士ステークス2着と重賞級の実績を持ち、前走の金鯱賞ではG1馬たちと戦い7着に敗れたが、今回はG3の舞台。条件が好転する今回は、勝ち負けに加わる力を備えている。丹内祐次騎手との「マイネルコンビ」にも期待がかかる。

一方、人気薄からの台頭を狙うなら、栗東・宮徹厩舎のマイネルメモリーが面白い。昨年のアルゼンチン共和国杯では5着に健闘しており、ハンデ戦では常に見せ場を作ってきた。データ傾向からも、まさに「穴の関西馬」の典型と言える存在だ。

実績面での注目は、今年の中山金杯、そして昨年の中京記念を制しているアルナシーム。栗東・橋口慎介厩舎の所属馬で、実力は明らか。ただし、先述の通り「人気の関西馬」は信頼度が低い点は押さえておきたい。

毎年のように波乱を演出してきた函館記念。今年もまた、高配当の決着となる可能性が十分にある。各馬の実力とハンデを見極め、果敢に穴を狙いたい。 

【ラジオNIKKEI賞2025予想】波乱必至のハンデ重賞!データが導く注目の4頭とは?
新LINEを必ずご確認ください

[SP]アルゼンチン杯の3連単を無料公開

最新のレース情報を配信。3連単の予想を無料でお手伝い。