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【北陸ステークス2025予想】逃げ馬不在!前残り警戒で波乱の可能性も

2025/10/15 11:50
中央競馬
【北陸ステークス2025予想】逃げ馬不在!前残り警戒で波乱の可能性も

今週から開幕する新潟競馬。その初日のメインを飾るのは、芝1200mで行われる3歳以上3勝クラスのハンデ戦「北陸ステークス」だ。フルゲート18頭に対して登録は20頭と多く、レース当日もフルゲート必至の激戦が予想される注目の一戦となる。

過去5年のデータを振り返ると、2021年と2023年は別定戦で行われたため単純比較は難しいものの、上位人気馬の堅実さと波乱の両面が共存する傾向が見て取れる。1~3番人気がそれぞれ1勝を挙げている一方で、二桁人気馬の激走もあり、人気通りに収まらないケースも少なくない。特に近年の新潟芝1200mは差し・追い込み勢の台頭が目立ち、展開ひとつで形勢が大きく変わるコースでもある。

また、所属別データでは関西馬が圧倒的に優勢。関東馬は人気を集めても勝ち切れず、過去5年で5番人気以内に推された関東勢は未勝利となっている。データ面では、上位人気に支持されるなら関西馬を中心視したいところだ。

その中で注目の一頭が、美浦・竹内厩舎のイサチルシーサイド(父イスラボニータ)。このクラスで2度の2着があり、実績面では申し分ないが、関東所属という点がデータ的にはマイナス材料となる。新潟巧者の印象はあるものの、過去傾向を踏まえると「人気で信頼」はやや危険なタイプかもしれない。

一方、栗東・庄野厩舎のシカゴスティング(父ロゴタイプ)は、4か月ぶりとなった前走セプテンバーステークスで4着と復調気配を見せた。新潟芝コースでは1戦1勝と好相性を誇り、叩き2戦目でさらなる上積みが見込める。脚質的にも安定しており、堅実に上位争いへ加わる可能性は高い。

展開面では、登録馬の中で前走逃げた馬が1頭しかおらず、スローペースになる公算が大きい。その展開を味方につけそうなのが、栗東・西園厩舎のフリッカージャブ(父サートゥルナーリア)だ。前走の2勝クラスでは逃げ切り勝ちを収め、芝1200メートル戦では現在2連勝中。勢いに乗る若駒で、ペースが緩めばそのまま押し切るシーンも十分にあり得る。

勢い重視ならフリッカージャブ、データ重視なら関西馬シカゴスティング、実績重視ならイサチルシーサイド。それぞれに魅力と不安を併せ持つメンバー構成で、開幕週らしい混戦模様の一戦となりそうだ。最後に笑うのは勢いか、データか、それとも実績か。北陸の風がどの馬に微笑むか、注目の一戦である。

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