【JRA】“金髪の貴公子”ジャックドールが引退、今後は種牡馬に
10月29日に東京競馬場で開催された天皇賞・秋で11着だったジャックドール(牡7、藤岡健一厩舎)が、現役を引退することが明らかになった。先週調整中に右前浅屈腱炎を再発したため。今後は北海道日高町のアシュリンジャパンで種牡馬となる予定。
2020年12月にデビューすると、重賞初挑戦となった2022年の金鯱賞を快勝し重賞初制覇を達成。同年の札幌記念でもソダシやパンサラッサといった強豪G1馬達を降し、重賞2勝目を挙げた。2023年の大阪杯ではハナ差凌いで逃げ切り、G1初制覇を達成。その後は勝ち星を挙げられなかったが、「金髪の貴公子」という異名で多くのファンからの指示を集め、長きにわたって中距離重賞戦線で活躍した。
ジャックドールは父モーリス、母ラヴァリーノ、母父Unbridled's Songという血統。通算成績は17戦8勝。ジャックドール号、お疲れさまでした。