【キーンランドC予想2025】北の大地で輝く新星!3歳牝馬カルプスペルシュ、重賞タイトル奪取へ

いよいよ夏競馬も終盤戦を迎える。今節の札幌メインはG3・キーンランドカップ。
昨年の勝ち馬は2番人気のサトノレーヴで函館スプリントSに続き6F重賞を制覇した。また、2着にも6F重賞の北九州記念組が入っているように重賞またはOP特別からの臨戦馬が優勢であり、UHB賞を含む北海道シリーズを経由している馬はプラスで評価したい。
今年の出走馬は前走勝ち馬6頭が馬券候補として注目される。人気別の過去データを見ていくと1番人気こそ安定していないが、2番人気は好走傾向にある。2番人気も振るわない年は3番人気が台頭するケースが多く、まずは人気サイドに注目すべきだろう。
また脚質面では好位差しが中心で、逃げ粘る馬にもチャンスがある。過去10年で7番ゲート以内の馬から勝ち馬は出ておらず、一桁馬番での勝利は8番が2回のみにとどまる点も考慮したい。年齢は5歳以下、特に牝馬には警戒が必要だ。
これらを踏まえ注目したい3頭を挙げる。
カルプスペルシュは北の大地が合う3歳牝馬で、準オープン勝ちからの昇級戦ながらG3で戦う力量を備えている。6月の1勝クラスを快勝してから2・3勝クラスと洋芝で3連勝しており舞台適性も十分。ここは楽しみの方が大きい1頭だ。
ペアポルックスはG3レベルであれば勝利してもおかしくない器を持つ馬で、初の北海道で5着、3着と好走した後の3戦目は期待大である。前走の青函S・3着も逃げて0秒1差に粘れており、今回も残りそうな気配は十分だ。
フィオライアはUHB賞を逃げ切り勝ち。札幌1200mは2戦2勝と適性抜群で重賞制覇が期待される。

