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【JRAキーンランドカップ予想2025】叩き3走目で勝負気配!激走期待の伏兵はクファシル

2025/08/24 04:00
【JRAキーンランドカップ予想2025】叩き3走目で勝負気配!激走期待の伏兵はクファシル

日曜の札幌メインはG3「キーンランドカップ」が行われる。今年はNHKマイルカップを制した3歳馬パンジャタワーが出走を予定しており、例年以上にハイレベルな一戦となる。もっとも、サマースプリントシリーズ第5戦であるにもかかわらず、ここまでのシリーズでポイントを獲得しているのはペアポルックスとカルロヴェローチェの2頭に過ぎず、シリーズの行方には大きく影響しないメンバー構成といえる。

その中で注目したいのがモーリス産駒の5歳馬クファシルである。4走前に3勝クラスの醍醐ステークスを制してオープン入りを果たすと、その後はオープン特別で13着、7着、4着と着実に順位を上げてきた。今回は古馬になってからの重賞2戦目であり、さらに休み明け3戦目。いわゆる「叩き3走目」で走りごろを迎えている。

また、クファシルの父モーリスの血統背景にも注目したい。モーリスの父は先日亡くなった名馬グラスワンダーである。グラスワンダーはスペシャルウィークやエルコンドルパサーと同世代のG1馬で、特に有馬記念や宝塚記念といった大舞台に強さを発揮した。その血を受け継ぐクファシルもオープン特別では結果を残せていないものの、重賞でこそ真価を示す可能性がある。ここは注目せざるを得ない存在である。

さらに今回は鞍上にフランス人騎手バデルを迎える。バデル騎手は香港を主戦場とし、短期免許で2年ぶりに来日。中京競馬場を中心に既に10勝を挙げ好調を維持している。まだ日本での重賞勝利はないが、今回わざわざ北海道まで遠征してくる点を考えても、クファシルとのコンビでの重賞制覇の可能性は十分にある。

以上の点から、今年のキーンランドカップはグラスワンダーの血を引くクファシルが大舞台で覚醒し、バデル騎手とともに人馬揃っての重賞初制覇を果たす可能性は十分あるとみて応援したい。 

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