【小倉記念】マローブルー51kg。軽ハンデを活かして一気に浮上も
8/9はサマー2000シリーズの「第51回小倉記念」が小倉で開催される。
夏のハンデ戦は混戦模様だ。今回も51kgという軽ハンデで出走する牝馬に注目が集まる。マローブルー(牝4、堀厩舎)である。マローブルーは昨年'14年の2月にデビューしたディープインパクト産駒。これまで10戦4勝で、そのうち3勝は今年に入ってからのものである。
条件戦、準オープン戦戦では力を示せたが、重賞戦ではまだ4着が最高着順である。今年は早々に3連勝し、前走のマレーシアC(7/18、1600万下、中京芝2000m)は4連勝をかけた準オープン戦だったが惜しくも2着に敗れた。しかし確実な成長を見せつけるのには十分な内容だった。
今回小倉記念では前走の54kgから-3kgの51kgと軽ハンデを背負う。古馬が集まる同レースの中で4歳という若さと51kgの軽ハンデを味方に初重賞制覇に燃えている。まだまだこれからの馬だと思うし、格上挑戦でどこまでやれるのかという期待も大きい。
小倉記念ではこれまで関東馬による勝ちが1勝もない。今回はマローブルーが唯一の関東馬となるが、小倉記念史上初の関東馬優勝という快挙なるか?