【東京大賞典2019予想】14年ぶりの地方馬Vなるか?モジアナフレイバー3強崩しへ
3着内は2014年のサミットストーン(3着)以来、勝ち馬に至っては2005年のアジュディミツオー以来きていない地方勢。中央勢が上位を占める決着が長らく続いている東京大賞典だが、今年は久々に地方から期待のエースが参戦。バトルプラン産駒の4歳馬「モジアナフレイバー」だ。
前走の勝島王冠ではノンコノユメやグレンツェントといった有力馬を抑えて1.9倍の1番人気に推される人気ぶり。レースでは中団追走から直線半ばで持ったまま先頭に立つと、そのまま楽々と押し切って2馬身差を付けて快勝し、1番人気の期待に見事応えてみせた。
2走前のマイルCS南部杯でもゴールドドリームとクビ差の5着に善戦しており、ハイペースとなったタフな帝王賞でも同じく5着に善戦している。ちょうど1年前、昨年の東京大賞典では勝ち馬オメガパフュームと2着のゴールドドリームに10馬身以上も差をつけられ9着に大敗したモジアナフレイバーだったが、この1年で馬は劇的に成長した。
今年の3強は昨年の1~3着馬、オメガパフューム、ゴールドドリーム、ケイティブレイブの3頭だ。2年連続で3強の構図が変わらないというのも珍しい。今年は3強の一角を崩す馬が出てくるのか?それとも2年連続で3強の決着となるのか?馬券的にも絞って買わなければ回収が難しい一戦となりそうだ。
モジアナフレイバーに期待する地方ファンやロマン派も多そうで、ある程度人気しそうな気配も漂っている。モジアナフレイバーから買っても配当妙味はそこまでとなりそうだが、この馬が勝った時に一緒に喜びを分かち合えるような馬券は買っておきたいところだ。