【新潟ジャンプS予想2025】実力馬インプレスに死角あり?サイードとの一騎打ちに注目

土曜の新潟9レースは、芝3250メートルで行われる障害オープンG3「新潟ジャンプステークス」が開催。
過去5年の結果を見ると、2021年に10番人気のトゥルボーが勝利した例はあるが、それ以外の年はすべて3番人気以内の馬が勝っており、基本的には堅い決着が多い。
年齢別では障害戦らしく高齢馬の活躍が目立つものの、上位人気に限れば5歳馬や6歳馬の成績が安定しているのが傾向として見られる。今年の注目馬はキズナ産駒のインプレスとサイードの2頭。
インプレスは昨年10月に障害未勝利を勝ち上がった後、オープン戦で3連勝を果たした。前走の中山グランドジャンプでは3着に敗れたものの、このメンバーの中では実績・実力ともに上位といえる。
サイードは今年の牛若丸ジャンプステークスを制し、小倉ジャンプステークスおよび東京ジャンプステークスではいずれも2着に好走。新潟の障害コースでは5戦して2勝・2着2回と相性が良く、人気がインプレスに集中するようであれば、単勝での妙味がある1頭だ。
高齢馬では8歳セン馬のヒートオンビートに注目したい。母は桜花賞馬マルセリーナという良血馬で、引き続き石神騎手とのコンビで臨む。前々走では落馬があったが、前走のオープン戦では1番人気に応えて快勝しており調子は上向き。平地時代には有馬記念でドウデュースと対戦した経験もあり、一発があっても不思議ではない。
堅実決着傾向が強い一戦だが、妙味ある伏兵から狙っても楽しめそうだ。

