【NST賞2025予想】短縮組は不利?アルファマム・ナスティウェザーは苦戦か

今週日曜の新潟7レースには、ダート1200メートルで行われる3歳以上オープンのハンデ戦・NST賞が組まれている。今年はフルゲート15頭での激戦が予定されている。
過去5年の傾向を見ると、ダート1400メートルからの距離短縮組は苦戦傾向が顕著で、最高着順は2着止まり。前走欅ステークス6着から休養明け2戦目となるナスティウェザー(パイロ産駒)や、前走東海ステークス8着のアルファマム(マジェスティックウォリアー産駒)は実績面で侮れないが、データ的には不利といえる。
一方、血統面では母の父がサンデーサイレンス系の馬が過去5年で3勝を挙げており、この条件に該当するクロジシジョー(フリオーソ産駒)が注目株。母の父にスペシャルウィークを持ち、前走水無月ステークス3着から今回は戸崎騎手への乗り替わりで挑む。
さらに、母の父にハーツクライを持つエミサキホコル(ドレフォン産駒)も新潟ダート初参戦で新味が期待できる。ただし、前走はダート1400メートルの栗東ステークスで、距離短縮組の不利データに該当するため、上位進出は2着までが現実的か。それでも穴候補として押さえておきたい一頭だ。

