JRA日本ダービー（2022）出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析！

紛れが少なく実力通りに決まる傾向が強い印象がある日本ダービーですが、2019年は12番人気のロジャーバローズが優勝し、その前は1～3番人気が全て馬券圏外に飛ぶなど近年は波乱も目立っています。ということで、今回は過去10年間のデータをもとに日本ダービーの傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気は堅実も、3着荒れる

人気は「1番人気」と「3番人気」が3勝ずつを挙げており、3着内の回数も同率タイとなっています。いずれも複勝率は70%と、上位人気はまずまずの信頼度です。また、勝ち馬は10頭中7頭が「3番人気以内」の馬となっており、上位人気は堅実です。ただ、2着までは堅実に決まりやすいですが、「6番人気以下」は3着が6回と3着は荒れています。上記でも述べたように近年は波乱が目立っており、波乱の結末も想定しながら予想したほうが良さそうです。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「1枠」が好成績＆脚質はフラットな傾向

コースは東京競馬場の芝2400mを使用。枠は「1枠」が最多の3勝を挙げており、連対数も最多です。勝ち馬は「4枠」以外の全ての枠から出ており、比較的どの枠も好走していますが、好成績を挙げている「1枠」に入った馬は問答無用で注目した方が良さそうです。

脚質は「先行」が最多の5勝を挙げていますが、「差し」も4勝を挙げており、連対数と3着内の回数は「差し」が最多となっています。極端な差はありませんので、差し馬がやや優勢という程度に考えておきたいと思います。

■馬体重の増減が「-9～+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、「-9～-4kg」と「-3～+3kg」が4勝を挙げており、連対数も同率タイ、3着内の回数もほぼ同数となっています。幅は広いですが「-9kg～＋3kg」の馬が中心と考えたいと思います。

■「栗東牡馬」が中心

性別は3着内に入った30頭全てが「牡馬」となっており、「牝馬」の出走は過去10年で僅か2頭のみ。「牡馬」が中心と考えてよいでしょう。所属は「栗東」が8勝を挙げており、関西馬が優勢です。

■前走レースは「皐月賞」が中心

前走レースは「皐月賞」が最多の7勝を挙げており、勝利数は断トツです。3着内に入着した30頭中20頭が前走「皐月賞組」でした。前走着順は「1着」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。前走レースと着順の傾向から、「皐月賞」の「1着馬」は有力視したいと思います。

■騎手は「福永祐一」に注目

騎手は、最多の3勝を挙げている「福永祐一」騎手に注目です。