JRA札幌記念(2022)は“差し馬”向きの展開濃厚?狙いたい2頭とは

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今年もG1馬5頭とハイレベルなメンバーが集結した札幌記念。また、ソダシとハヤヤッコのターフで映える2頭の“白毛馬対決”も見どころとなりそうです。

どの馬からも買いたくなる魅力たっぷりな一戦ですが、今回本命視しているのは昨年のオークス馬ユーバーレーベンです。オークス以降は勝ち星どころか馬券圏内からも遠ざかっていますが、前走のドバイシーマクラシックでは0秒2差の5着と立て直してきています。

脚を溜めて終いを生かす競馬がこの馬の好走パターンで、好走条件は限られてきますが、嵌った時は長く良い脚を使って伸びてきてくれます。オークスも嵌った面が大きく、毎回高い信頼度を持って買えるという馬ではありませんが、今回は好条件が十分揃っています。

今年は超ハイペースで飛ばしていくパンサラッサをはじめ、金鯱賞を逃げ切った快速馬ジャックドール、宝塚記念を逃げて2着に粘ったユニコーンライオン、逃げの手もあるソダシなど、有力な逃げ・先行馬が多く揃っています。ハイペース濃厚なメンバー構成ということで、差し馬勢を注視するならやはりユーバーレーベンは外せません。展開的に一番嵌まるのはこの馬と見て、ユーバーレーベンを本命視したいと思います。

続いて対抗馬ですが、こちらも差し馬勢から選出。その馬は今年香港ヴァーズ・2勝目を挙げたグローリーヴェイズです。札幌は初参戦となりますが、香港シャティンで行われた香港ヴァーズ・2勝という実績からも、平坦の洋芝コースはベスト舞台と言ってよいでしょう。

中団より前目で競馬ができる馬で、持ち味である持続力のある末脚を使ってしぶとく伸びる競馬を得意としています。ルメール騎手とのコンビなら位置取りにおける信頼度も上がってきますし、展開利が見込める今回は絡んでくる可能性が高いと予想します。

ということで今年の札幌記念は、本命ユーバーレーベン、対抗グローリーヴェイズという予想で勝負したいと思います。