【JRA神戸新聞杯2022予想】混戦模様の今回、権利取り必須の2勝馬の本気度が命運を分けるか?

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今週日曜中京メインレースに組まれているのが、3着以内に菊花賞優先出走権が与えられるトライアルレースの神戸新聞杯です。

昨年はダービー馬のシャフリヤールが4着に敗れる波乱となったレースですが、過去10年でみると1番人気馬が7勝と圧倒的な強さを見せているものの、今年は春のクラシック上位組の参戦がないだけに、混戦模様が予想されます。

ダービー参戦組からは、京都新聞杯で中京競馬場での重賞勝利の経験があるアスクワイルドモア、2歳時にホープフルS・2着の実績はあるものの3歳になってあらは結果が残せていないジャスティンパレス、スプリングS逃げ切り勝ちの実績はあるものの皐月賞、ダービーと大敗が続いているビーアストニッシド、さらに青葉賞勝ち馬のブラダリアなどが参戦を予定しています。

先日のセントライト記念では春のクラシック路線には参戦してなかったガイアフォースが勝利しており、今週もその流れが続くと期待して狙ってみたいのが、2勝馬ということもありここでの3着以内を目指さないと菊花賞本番へ参戦が厳しいと思われるシルバーステート産駒のリカンカブールです。

デビューから藤岡康太騎手が騎乗しており、今回も継続して騎乗する予定となっています。

重賞経験は京都新聞杯のみで、12番人気ながら4着と、未勝利戦脱出後いきなりの重賞挑戦ながら人気を上回る内容を残しています。

前走は小倉競馬場の1勝クラスで古馬相手に1番人気支持で勝利しました。戦績を見ると2勝ともに芝2000mで挙げていますが、京都新聞杯の内容を見る限り2200mは守備範囲といえそうです。

ダービーの上位4頭すべてが参戦しない今年の神戸新聞杯だけに波乱の要素はありそうで、穴馬の台頭には警戒しておきたいところですね。