【薩摩ステークス2026】危険な人気馬と妙味十分の伏兵馬を徹底ジャッジ!
公開: 2026/06/24 13:27

今週から開幕する小倉競馬。その土曜メインを飾るのが、ダート1700mで行われる3歳以上3勝クラスの薩摩ステークスだ。
過去の傾向を振り返ると、このレースは決して人気通りに収まるレースではない。2021年には15番人気マスターアリンバが波乱を演出し、2024年も9番人気レリジールダモーレが勝利。伏兵の台頭が目立つレースとして知られている。
興味深いのは、ハンデ戦で行われた2022年よりも、定量戦で施行された年のほうが波乱色が強い点だ。2022年は2番人気アラジンバローズ、1番人気ジレトールによる決着となり、むしろ人気馬が力を発揮していた。過去の結果からは「定量戦だから堅い」という先入観は禁物で、人気薄の激走にも十分な警戒が必要だろう。
そんな中で注目したいのが、シニスターミニスター産駒の4歳牡馬グランキングオーだ。前走の福島ダート戦では5番人気ながら快勝し、勢いそのままに3勝クラスへ挑戦してくる。昇級初戦ということで評価が割れる可能性はあるが、夏競馬は実績よりも状態面や勢いが重要になるケースが多い。前走で結果を残している点は大きな魅力であり、人気以上の走りを見せても不思議ではない存在だ。
また、穴候補として面白いのがモーニン産駒のマッシャーブルムである。前走は約9か月ぶりの実戦で16着と大敗を喫したが、長期休養明けで馬体重530キロという数字を見ても、本来の状態にはなかった印象が強い。今回は叩き2戦目となり、上積みが見込めるタイミング。加えて、このクラスで2着の実績を持つ能力馬でもある。ひと叩きされた効果で馬体が絞れてくれば、一変する可能性は十分にあるだろう。
小倉ダート1700mは先行力が重要な舞台だが、開幕週特有の馬場状態や各馬の仕上がりも結果を大きく左右する。過去の傾向を見ても人気馬だけで決まるケースは少なく、勢いや上積みのある伏兵馬には特に注意が必要だ。今年の薩摩ステークスも波乱含みの一戦となる可能性が高く、グランキングオーやマッシャーブルムといった人気の盲点になりそうな存在から目が離せない。

