【JRA関屋記念2025予想】混戦ムードを崩すのは?有力馬の取捨を最終ジャッシュ

今週日曜の新潟7レースには、芝1600mで行われるハンデG3「関屋記念」が組まれている。本競走はサマーマイルシリーズの第2戦に位置づけられており、フルゲート18頭での開催が予定されている。なお、1勝クラスと2勝クラスを連勝して格上挑戦を予定していたダノンバラード産駒の5歳牝馬アームテイルは抽選除外となった。
注目はロードカナロア産駒の6歳牝馬カナテープだ。前走の府中牝馬ステークスでは3番人気に支持され、2着に好走。安定したパフォーマンスを見せており、大きく崩れていない点は評価できる。今回は1ハロンの距離短縮が鍵となるが、3勝クラス以来となるキング騎手との再コンビで挑む。上位人気が予想される中でも、引き続き好走が期待できる存在だ。
ヤマカツエース産駒の5歳牡馬ダイシンヤマトは、前走のしらさぎステークスで4着に入ってサマーマイルシリーズのポイントを加算している。今回はさらなるポイント獲得を目指し、吉田豊騎手との新コンビで出走予定。これまでの2戦は岩田康誠騎手とのコンビで好走してきたが、今回は2勝クラスを勝ち上がった際に手綱を取ったパートナーとの再タッグ。展開次第では上位進出も十分に狙える一頭だ。
ダイワメジャー産駒の4歳牝馬ボンドガールは、武豊騎手が中京で行われる東海ステークスに騎乗するため、今回はルメール騎手への乗り替わりとなる。秋華賞ではチェルヴィニアの2着に好走し、強豪相手に実績を残してきたが、4歳シーズンに入ってからは未勝利。前走のヴィクトリアマイルでは不利もあり16着に沈んだ。今回も上位人気が予想されるが、ルメール騎手との新コンビでの巻き返しに期待したい。
実力馬が揃った関屋記念。シリーズポイントの行方にも注目が集まる中、各馬の走りが注目される一戦となりそうだ。

