競馬ヘッドラインロゴアイコン

【関屋記念2025予想】前走不発でも要警戒!レガーロデルシエロ再浮上へ

2025/07/25 15:48
中央競馬
【関屋記念2025予想】前走不発でも要警戒!レガーロデルシエロ再浮上へ

レガーロデルシエロが関屋記念で巻き返しを狙う。前走の新潟大賞典では1番人気に推されながらも10着と敗れ、重賞の壁に再び跳ね返される結果となったが、その実力は決して見限れない。

3歳時のきさらぎ賞では8着に敗れたが、その後は着実にステップアップ。3走前のノベンバーSでは、後の重賞好走馬コントラポストにハナ差の2着と健闘した。続く美浦ステークスでは余力残しの仕上げで快勝し、オープンクラス入りを決めたように、近走は成長が顕著。特に中距離戦で見せた持続力としぶとさは、今後の重賞戦線でも通用するものだ。

しかし、前走の新潟大賞典では、スローペースからの急加速という特殊な流れに対応できず、見せ場なく敗退。戸崎圭太騎手も「リズム良く運べたが伸び切れなかった」とコメントしており、瞬発力勝負には分が悪いことが明らかになった。また、左回りへの適性や高速馬場への対応にも課題を残した一戦だった。

それでも芝1600mでは「1-2-1-0」と安定した成績を残しており、マイル戦そのものが不得手というわけではない。問題は、開幕週特有の速い馬場と、マイル戦ならではの前半スピードに対応できるかどうかだ。

本質的には1800~2000mの持久戦で強さを見せてきた馬であり、久々のマイル戦ではスピード負けのリスクも伴う。ただし、後半で弾けるタイプではないため、前半から中盤にかけての流れに乗れれば、直線での粘りこみが期待できる。むしろ、人気を落とす今回は妙味十分の一戦といえる。

総合的に見れば、適性条件にピタリとはまったわけではないが、成長著しい今なら多少の不安材料は能力でカバーできる可能性がある。重賞の壁に跳ね返され続けてきた過去は確かだが、それを乗り越えるだけのポテンシャルは秘めている。前走の大敗で見限るのは早計。展開と馬場次第では、一気の重賞初制覇も視野に入る一戦となるだろう。 

【JRA関屋記念2025予想】混戦ムードを崩すのは?有力馬の取捨を最終ジャッシュ
新LINEを必ずご確認ください

[SP]アルゼンチン杯の3連単を無料公開

最新のレース情報を配信。3連単の予想を無料でお手伝い。