【阪神カップ予想2025】阪神競馬を締めくくる重賞!ナムラクレアやジューンブレアなど出走予定馬を考察

2024年の阪神競馬を締めくくる重賞「阪神カップ」が開催。創設当初からG2格付けされており、例年短距離路線のトップクラスが集結するハイレベルな一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
ナムラクレア(牝6、長谷川浩厩舎)
昨年覇者のナムラクレアは連覇を狙って今年も参戦。昨年は直線で次元の違う切れ味を発揮し、平坦巧者らしい強さを示しました。1200~1400mでは現役屈指の安定感を誇る一頭です。前走のスプリンターズSは3着に敗れましたが、極端なスローペースに泣いた内容で、脚そのものは衰えていません。ルメール騎手の的確なエスコートで、最後はいつも通り鋭く伸びています。舞台が替わり、持ち味を最大限に生かせる条件に戻る今回は、改めて主役候補として期待が高まります。
ジューンブレア(牝4、武英智厩舎)
前走のスプリンターズSで2着に好走したジューンブレア。外枠から武豊騎手が選択したのは思い切った逃げの策で、二の脚の速さを生かして楽にハナへ。緩急をつけた絶妙なラップで後続を封じ、最後まで高いパフォーマンスを発揮しました。鞍上の巧みなエスコートと、どんな形にも対応できる操縦性の高さが光る内容です。近走は重賞で惜敗続きですが、充実ぶりは明らかでしょう。久々の1400m戦となりますが、今の状態なら克服しても不思議はありません。
ダノンマッキンリー(牡4、藤原英昭厩舎)
前走のスプリンターズ・6着から参戦するダノンマッキンリー。内枠からロスなく立ち回り、持ち味の瞬発力を最大限に生かした内容で、大舞台を経験できた意義は大きいでしょう。本質は外差し一閃のタイプで、1400mはベスト条件です。昨年はファルコンS、スワンSを制しており、同距離重賞2勝の実績は伊達ではありません。距離延長となる今回は、より持ち味を発揮できる舞台。流れが向けば、一気の差し込みで上位争いに食い込む可能性は十分にあるでしょう。

