【有馬記念2025】サンライズアースが回避、右前屈腱炎を発症

有馬記念(28日、中山)に出走予定だったサンライズアース(牡4、石坂厩舎)が、右前屈腱炎を発症したため同レースを回避することが決まった。23日、石坂調教師が発表した。全治には9カ月以上を要する見込みで、復帰までは長期休養となる。
石坂師は「右前屈腱炎のため回避します。診断では9カ月以上で、1年ほどかかると思います。残念ですが仕方がありません。スタッフはやるべき仕事をしてくれましたし、いい休養にして復活してほしい」とコメントした。
サンライズアースは今年の阪神大賞典で重賞初制覇を果たし、豊富なスタミナを武器に長距離戦線で活躍してきた。前走のジャパンC・15着後に調整が進められていたが、21日に異変が判明した。先行力があり、有馬記念で史上最多タイ4勝を誇る池添騎手とのコンビでも注目を集めていただけに、無念の回避となった。
なお、この回避により出走馬決定順で次点だった菊花賞3着馬エキサイトバイオ(牡3、今野厩舎)が繰り上がり出走可能となる。今年の有馬記念はフルゲート16頭に対し22頭が登録しており、火曜朝の時点で回避馬は4頭となっている。

