競馬ヘッドラインロゴアイコン

【ギャラクシーS予想2025】狙い目は、前走東京競馬場のダートコースを使っていた馬

2025/12/24 10:59
【ギャラクシーS予想2025】狙い目は、前走東京競馬場のダートコースを使っていた馬

今週日曜の阪神競馬メインレースに組まれているのは、ダート1400mで行われる3歳以上オープンの「ギャラクシーステークス」である。登録は18頭でフルゲート16頭を超えており、当日もフルゲートでの施行が濃厚な一戦となっている。

昨年は京都競馬場のダート1400mで行われたが、参考として2020年から2023年までの過去4年の傾向を振り返ると、差し馬が2勝、2着3回と優勢な結果を残している。前半から無理に位置を取りに行くよりも、末脚を生かせるタイプに向いたレース傾向が見て取れる。

注目の一頭はロードカナロア産駒の5歳セン馬コンクイスタである。前走の霜月ステークスではスムーズな競馬ができず、2番人気に支持されながら14着と大敗した。しかし、阪神競馬場のダートコースでは4戦して1勝、2着2回と高い連対率を誇っており、コース替わりは大きなプラス材料である。今回は叩き2戦目となり、状態面の上積みも見込めるだけに、巻き返しが期待される存在である。

一方、上位人気が予想されるパレスマリス産駒の3歳牡馬ノーブルロジャーは評価が難しい。末脚の切れ味を武器とするタイプであるが、今回は普段乗り慣れていない阪神競馬場で石川騎手とのコンビを予定している。さらに阪神ダートコースでは過去2戦していずれも着外に敗れており、条件替わりが好材料とは言い難い。能力は認めつつも、危険な人気馬となる可能性は十分にある。

前走ローテーションに目を向けると、東京競馬場のダートコースを使ってきた馬との相性が良いレースである。その点で注目したいのが、前述のコンクイスタに加え、ベストウォーリア産駒の5歳牡馬グッジョブである。霜月ステークスでは12番人気の低評価ながら、鋭い追い込みでコンクイスタに先着する7着まで押し上げており、展開ひとつで上位進出があっても不思議ではない。

さらに、グレーターロンドン産駒の5歳牡馬ユキマルも見逃せない。3勝クラスを勝ち上がって昇級初戦となった霜月ステークスで、4番人気に支持され4着と善戦しており、オープンでも通用する力を示した。引き続き同路線を使ってきた今回は、安定感ある走りが期待される。

差し馬有利の傾向と前走ローテーションを踏まえると、ギャラクシーステークスは波乱含みの一戦となる可能性が高い。実績馬の巻き返しと伏兵の台頭を視野に入れた馬券検討が求められるレースである。 

【有馬記念2025】サンライズアースが回避、右前屈腱炎を発症
新LINEを必ずご確認ください