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【霜月S予想2025】安定感あるウェイワードアクト、勝ち負けは堅い

2025/11/18 17:50
【霜月S予想2025】安定感あるウェイワードアクト、勝ち負けは堅い

東京競馬の日曜メインには、ダート1400mで行われるオープン特別「霜月ステークス」が組まれている。今年も天保山Sを制したコンクイスタや、河口湖Sを快勝したロジアデレードなど、ダート1400~1600m路線を賑わせる実力馬が揃った。その中でも最も注目すべき存在が、前走アハルテケSを完勝して勢いに乗るウェイワードアクトだ。

同馬はデビューから10戦して【5-3-2-0】と、崩れ知らずの抜群の安定感を誇る。ただしオープン入り後は3戦連続2着と、もう一歩届かないもどかしい競馬が続いていた。しかし前走では一転、これまでの中団待機策から逃げの手に出る積極競馬を選択。ブリンカー着用の効果もありスムーズにハナを奪うと、直線では後続を寄せ付けずレディントンに1馬身半差をつけての完勝。勝ち切れなかった流れを断ち切り、リステッドで待望のオープン初勝利をつかんだ。

騎乗した戸崎圭太騎手も「距離を延ばしてブリンカーが良かった。スッとハナへ行けたし、道中のリズムも良かった」と高く評価しつつ、反応の良さから今後のレース組み立てに余地があると語るなど、手応えは十分だ。

今回の舞台となる東京ダート1400mは、2走前のバレンタインS(2着)で好走している条件。当時は4コーナーで不利を受けながらも、最後はしっかり伸びての2着と内容は濃かった。本質的には1400mがやや忙しい印象もあるが、実戦では問題なく対応しており距離適性はクリアしている。

総合力の高さ、安定感、そして前走でつかんだ確かな上昇気配。加えて今回も主戦・戸崎騎手とのコンビ継続とくれば、ここでも勝ち負け必至の存在と見ていい。ウェイワードアクトが霜月Sで上位争いを演じるシーンは十分に期待できると見て有力視してみたい。 

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