競馬ヘッドラインロゴアイコン

【JRAスワンステークス予想】ショウナンザナドゥ危うし?“牝馬不振データ”が立ちはだかる

2025/10/10 17:10
【JRAスワンステークス予想】ショウナンザナドゥ危うし?“牝馬不振データ”が立ちはだかる

祝日月曜日の京都競馬メインは、芝1400mで行われる伝統のG2「スワンステークス」。勝ち馬にはマイルチャンピオンシップへの優先出走権が与えられる注目の一戦であり、秋のマイル路線を占う重要な前哨戦となる。

過去10年のデータでは、1番人気が2勝、2番人気が4勝と上位人気馬が中心ではあるものの、二桁人気馬の激走も多く波乱含みの傾向を見せる。特に牝馬は人気を背負うと苦戦傾向にあり、2021年にダノンファンタジーが勝利した以外は5番人気以内の牝馬がすべて馬券圏外に敗れている。今年はフィリーズレビューを制したショウナンザナドゥが3歳牝馬として登録しており、京都芝での勝利実績もあるが、データ面からは過信禁物の存在だ。

一方、今年は3歳牡馬の登録が多く、昨年の覇者ダノンマッキンリーに続く世代交代の兆しも見える。NHKマイルC以来の出走となるアドマイヤズームとアルテヴェローチェの巻き返しにも注目が集まる。アドマイヤズームは京都芝で2勝を挙げており、コース適性は抜群。春の大舞台では力を出し切れなかったが、得意舞台に戻るここで反撃のチャンスを迎える。アルテヴェローチェも朝日杯以来の京都参戦となり、人気が落ち着くようなら一発の魅力を秘める。

また、NHKマイルC5着のランスオブカオスも見逃せない存在だ。京都芝では【1・0・2・0】と安定感抜群で、今回も吉村智洋騎手とのコンビ継続が予定されている。堅実な末脚を武器に、展開ひとつで上位進出の可能性は高い。

波乱の実績を持つスワンステークス。今年も世代交代を狙う3歳勢と、実績十分の古馬勢が激突する構図となった。マイルCSへの切符をつかむのは、若き新星か、それとも百戦錬磨の古豪か。秋の京都を彩るスピード決戦に注目だ。

【アイルランドトロフィー2025予想】実績馬か、上がり馬か?“初代女王”の座を懸けた壮絶バトル勃発
新LINEを必ずご確認ください

[SP]アルゼンチン杯の3連単を無料公開

最新のレース情報を配信。3連単の予想を無料でお手伝い。