【高山ステークス2025予想】ワイドアラジン、クラス卒業は目前

今週土曜の中京7レースは、芝2000メートルで行われる3歳以上3勝クラスのハンデ戦「高山ステークス」。今年は登録9頭と、少頭数での一戦となる予定だ。
前走で同クラスの複勝圏に入った2頭が今回も有力視される。阿武隈ステークスで2番人気2着に好走したダイワメジャー産駒ワイドアラジンと、マレーシアカップで3番人気3着だったサトノダイヤモンド産駒アウフヘーベンだ。
ワイドアラジンは今年3月以降、このクラスで安定して掲示板を確保しており、そろそろ卒業の順番が巡ってきてもおかしくない。ただし、中京芝コースは過去1戦して3着以内がなく、舞台適性に一抹の不安が残る。アウフヘーベンも中京芝では3戦して最高着順が3着1回と連対歴はないが、今回は少頭数のため展開次第で勝ち負けに持ち込むチャンスは十分にある。
中京実績で注目したいのは、関ケ原ステークスで2番人気4着に敗れたドゥラメンテ産駒ミッキーツインクルだ。中京芝では3戦2勝と相性抜群で、今回も前走に続き川田将雅騎手が手綱を取る。叩き2戦目となるここは上積みが見込め、ワイドアラジンやアウフヘーベンの牙城を崩す可能性も高い。
少頭数ながら実績馬が揃った高山ステークスは、展開ひとつで着順が大きく変わる見応えのあるレースとなりそうだ。

