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【関屋記念2025予想】マイル巧者と牝馬に注目!変則開催で浮上する意外な伏兵とは?

2025/07/26 10:00
【関屋記念2025予想】マイル巧者と牝馬に注目!変則開催で浮上する意外な伏兵とは?

7月27日に新潟競馬場で行われるのは、伝統のG3・関屋記念。例年はお盆シーズンの風物詩として親しまれてきたが、今年はスケジュール変更により7月最終週での開催となる。すでに夏本番の暑さが続いており、コンディションへの影響は軽微。むしろ大きく変わったのは施行条件とレース順だ。

本年からハンデ戦として実施されることに加え、開催形態も2部制となり、この関屋記念は第7競走として組まれた。例年との違いを踏まえた馬券戦略が必要だ。

近年の傾向では、上位人気馬が堅実。昨年も3番人気が優勝し、1番人気も3着と好走している。一方で、2着に8番人気が突っ込んでおり、ヒモ荒れにも備えておきたい。

注目すべきは牝馬の活躍である。昨年は2番人気の牝馬が5着に敗れたものの、過去のレースでは好走例が目立ち、今年は有力な牝馬3頭が出走予定。狙いを立てるには十分な材料が揃っている。

前走レースの傾向を見ると、マイル戦実績が重要。特に前走が米子S(現・しらさぎS)などのマイル戦だった馬の好走率が高く、距離が大きく異なるレースからの臨戦はマイナス評価となる。1400~2000mの範囲であれば、着順よりも内容と人気に注目したい。

特に重要なのは前走の人気であり、下位人気からの一変は基本的に期待できない。人気を集めた中での敗戦なら巻き返しの可能性も残る。

脚質は「前有利」の傾向が強いが、一方で後方勢の台頭も見られ、展開次第で差し馬の突入もある。極端な脚質偏重は禁物だ。

また、年齢別では5歳馬の好走率が高く、上は6歳までが目安。7歳以上の高齢馬は割引が必要だ。さらに、勝ち馬に関しては外枠優勢のデータが明確に出ており、枠順確定後の評価も重要となる。

以上を総合し、今年の注目馬は以下の4頭だ。

まずはカナテープ。本質は1800m型だが、マイルもこなせる器用さを備える。54kgという軽量も歓迎材料で、6歳ながら近走の上昇度は目を見張る。キング姉さんとの再タッグにも注目したい。

続いてボンドガール。G1では壁にぶつかっているが、G3以下なら抜群の安定感を誇る。ハンデ56kgは評価の高さゆえだが、ルメール騎手が騎乗するなら無視できない一頭だ。

3番手評価はシヴァース。ここまで人気ほどの結果を残せていないが、昇級2戦目となる今回は上積みが見込める。前走の内容も評価でき、人気以上の走りは可能だ。

最後にレガーロデルシエロ。前走は二桁着順に沈んだが、条件が合わなかった印象が強い。久々のマイル戦となるが、昨年勝利している距離であり、巻き返しの余地は十分ある。

新たな形で行われる今年の関屋記念は、実力と適性、そして斤量と枠順のバランスが勝敗を分ける一戦となる。展開の読みと直前の馬場傾向も加味しつつ、冷静な馬券戦略が求められる。 

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