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【浦和記念2025予想】主役は重賞連勝へ挑むホウオウルーレット、新たなダートスター誕生なるか?

2025/11/24 04:00
【浦和記念2025予想】主役は重賞連勝へ挑むホウオウルーレット、新たなダートスター誕生なるか?

26日水曜日、浦和競馬場ではダート2000mのJpn2「浦和記念」が開催。本レースは1着賞金4000万円と高額で、さらに1着および2着の地方馬には東京大賞典への優先出走権が付与される重要な一戦。1996年に中央との交流戦として位置付けられて以降、同レースで連覇を達成した馬は未だ存在せず、今年も新たな覇者誕生に期待がかかる。

日程がチャンピオンズカップと近いため、例年“大物級”の参戦は多くないものの、中央勢ではスマートファルコンやケイティブレイブが複数回勝利しており、その存在感は大きい。一方、地方勢ではマキバスナイパーが2000年と2002年に制しており、前年に勝てなかったリピーターが台頭する傾向も見逃せない。

今年の主役候補の一頭は、前走シリウスステークスで悲願の重賞初勝利を挙げたホウオウルーレットだ。名馬オメガパフュームの弟という良血で今後の飛躍が期待される。ダート1800mでは安定を欠くものの、1900m以上では堅実な競馬を続けており、舞台適性さえ噛み合えば勝ち負けは十分可能な存在だ。小回りの浦和コースに対応できるかが最大の鍵となる。

ロードクロンヌも注目に値する。平安ステークスやエルムステークスで2着、みやこステークスで3着と重賞戦線で善戦が続くが、決め手に欠け勝ち切れない点が課題だ。ダート路線では収得賞金の上積みが次走選択に直結するだけに、ここで確実に白星をつかみ取りたい。

地方勢の筆頭はナイトオブファイアだ。前走のジャパンダートクラシックは7着に沈んだものの、中央勢が上位を独占したハイレベル戦であり、大きく評価を下げる必要はない。父ホッコータルマエ譲りの成長力も魅力で、戸塚記念を制した際の走りを再現できれば、今回の強豪相手でも十分に勝負になる。

地方の意地か、中央の実力か。今年の浦和記念は次代のダート勢力図を占ううえでも見逃せない一戦となる。今後の大舞台へ踏み出す第一歩を踏みしめるのはどの馬か、注目が集まる。

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