【若潮ステークス予想2025】カラテ、ゾンニッヒも輩出の準OP出世レース
今週日曜中山9レースに組まれているのは、芝1600mで行われる4歳以上3勝クラスの若潮ステークスです。
昨年は開催がなかったため2021年から2023年の3年間のデータをみると、2021年には芝G1にもたびたび挑戦しているカラテ、2023年には芝のスプリント路線で活躍中のゾンニッヒが勝利しており、カラテは当時8番人気と伏兵での勝利となっていますが、人気問わず、勝ち馬の行方に注目したいレースとなっています。
前走をみると東京芝1600mからの転戦組の相性がいいレースとなっており、今年はルーラーシップ産駒の6歳牝馬ラズベリームースが前走キングカメハメハカップを逃げて2着に粘っており、中山芝コースも4戦2勝、2着2回と連を外していない点からも、買い材料が多い1頭といえそうです。
判断が難しいのが、デビュー戦で新馬戦ではなく未勝利戦を使って勝利し、続く京都新聞杯でも2着に入る活躍を見せたキズナ産駒の4歳牡馬ウエストナウで、前走菊花賞11着以来の競馬となりますが、大幅な距離短縮、かつ初めての芝1600m戦ということで、実績から上位人気想定となっていますが取捨選択が難しい1頭となっています。
前走1番人気馬を狙うという点では、昨年9月の納屋橋Sを1番人気6着敗退以来の復帰初戦となるエピファネイア産駒の4歳牝馬アルセナールは、再度ルメール騎手騎乗で巻き返しが期待されます。
昨年はクイーンカップ2着、NHKマイルカップでは5番人気支持と高い期待を受けていた1頭で、その後2戦連続で1番人気を裏切る内容となっていますが、姉のナミュールも古馬になって素質開花していることもあり、明け4歳での成長にも期待したいですね。