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【アイビスSD2025】ウイングレイテスト、1週前追い切りで巻き返しの兆し

2025/07/24 16:50
2025/07/29 19:51
【アイビスSD2025】ウイングレイテスト、1週前追い切りで巻き返しの兆し

ウイングレイテストが2年連続の挑戦となるアイビスサマーダッシュで雪辱を期す。昨年のこのレースでは勝ち馬モズメイメイにクビ差まで迫る2着に好走。8歳となった今年も、持ち前のスピードと勝負根性を武器に重賞Vを狙う。

今年も昨年と同様、前哨戦として函館スプリントステークスを使ってのローテーションで臨むが、状況は大きく異なる。昨年は2着と好走し、勢いそのままに直線1000m戦へ向かったが、今年は11着と大敗を喫した。スタートは不発、位置も取れず、持ち味の先行力をまったく発揮できなかったことが敗因で、完全に参考外と見てよい一戦だった。

その敗戦後、陣営は立て直しに注力。1週前追い切りでは松岡正海騎手を背に美浦ウッドで3勝クラスの僚馬マイネルニコラスを追走。直線で外から脚を伸ばして1馬身先着し、6F83.8―1F11.4という好時計をマークした。前走時には「緩さがある」と慎重なコメントに留まっていた松岡騎手も、今回は「背中の感じが前走とは全然違う。函館よりも状態はいい」と前向きな言葉を口にしている。

これまでの戦績からも、ウイングレイテストにとって状態面の良し悪しは成績に直結するタイプ。函館スプリントSのようにコンディションが整わないときは凡走に終わるが、状態さえ整えば8歳でも馬券圏内に食い込むだけの能力は保持している。

今年のアイビスサマーダッシュも高速馬場が想定される中、8歳馬とはいえスピード勝負での実績は上位。年齢による衰えを不安視する声もあるが、陣営の仕上げがしっかりと決まれば、昨年以上の走りも十分可能と見る。前走大敗によって人気を落とすようなら、妙味ある存在として注目すべき1頭だ。 

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