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【クイーンS2025】アリスヴェリテ勝負気配、1週前追い切りで態勢整う

2025/07/24 18:19
中央競馬
【クイーンS2025】アリスヴェリテ勝負気配、1週前追い切りで態勢整う

8月3日に札幌競馬場で行われるクイーンステークス(G3、芝1800m)に向けて着実な仕上がりを見せているのは、ヴィクトリアマイル・5着から参戦するアリスヴェリテだ。

24日に行われた1週前追い切りでは、栗東坂路で助手を背に単走。4F51.7-3F37.4-2F24.5-1F12.2という好時計をマークし、終始リズム良く加速ラップを刻む内容でゴール。序盤をゆったりと入ったのち、ラスト3Fでギアを上げ、12秒台を連発する動きからも、状態の良さが際立っている。

2週前追い切りの16日も同じく坂路単走で追われ、4F51.5-3F37.3-2F24.4-1F12.4を記録。こちらも3F目から加速していく形でまとめており、2週続けて高水準の内容を見せている。昨年秋にアメリカ遠征を経験し、G1・BCディスタフでは4着と世界を相手に健闘したが、その帰国後も調整は順調。3走前の小倉牝馬Sでは、掛かり気味に先行した上に展開も速く、最後は失速してしまったが、この敗戦は内容的に明確な理由があり、度外視可能な一戦だった。

小倉牝馬S後はヴィクトリアマイルを含めて2戦続けて掲示板内に入り、5歳となった今も力の衰えは一切感じられない。特に前走のヴィクトリアマイルでは、超ハイレベルなメンバーの中で5着に善戦。勝ち馬と同じ位置取りから直線に向いたが、切れ味ではやや見劣ったものの、大きく崩れない安定感は重賞で十分に通用するものだった。

加えて、今回は1800mへの距離延長がプラスに働く可能性も高い。もともと中距離型の体型で、芝マイルでは瞬発力勝負にやや対応しきれない面があった。タフな流れになりやすいクイーンSの舞台なら、持続力を武器に浮上のチャンスが広がる。

仕上がりの面でも、2週続けてラップの安定した内容を見せている点は大きな強み。状態に疑いの余地はなく、今回も安定した走りが見込める。5歳夏を迎えた今、アリスヴェリテは再びタイトル獲得へ向け、万全の態勢を整えつつある。クイーンSは、その飛躍の舞台となるかもしれない。 

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