ビワハイジ産駒にハズレ無し!2013年産エルプシャフトに期待がかかる!
今の阪神ジュベナイルフィリーズの前身レースである阪神3歳牝馬ステークスの1995年勝者ビワハイジ。エアグルーヴも出走したレベルの高いレースでしたが4番人気ながらに見事勝利。その後はエアグルーヴには及ばない戦績となってしまいましたが、引退後の産駒成績では負けていません。
もちろんエアグルーヴにはアドマイヤグルーヴを初めとした立派な産駒がそろっていますが、ビワハイジにはGⅠ6勝馬のブエナビスタをはじめ、親子制覇となった阪神JF勝利馬ジョワドヴィーヴル、種牡馬入りも果たしたアドマイヤオーラや京成杯優勝のアドマイヤジャパン、フローラS優勝のサングレアル、そして先日は7歳馬にして3年ぶりの勝利を果たしたトーセンレーヴなどがいます。
ブエナビスタの圧倒的活躍に影を潜め勝ちですが、重賞勝ち上がりの馬が非常に多く、平均点が高いのがビワハイジ産駒の期待出来る点です。
そんなビワハイジですが今年で22歳。毎年のように産駒をみるというのも難しい年齢になりましたが、今年の新馬には2013年産のエルプシャフトがデビューを控えています。この馬もご多分に漏れず多大な期待を持ってデビューを待たれているところなのですが、どうやら雲行きが怪しいような雰囲気。
デビューが遅れていたのは調教の遅れもあったようですが、このたび胃潰瘍になっていることが明らかになりました。12月中のデビューを想定していたところから、少し遅れてのデビューとなりそうです。とはいえ、全兄のトーセンレーヴは2月の3歳新馬戦デビューでダービー出走までこぎつけています。遅れてはいるものの、まだまだクラシック路線が断たれたわけではありませんので、ぜひとも今後に期待してもらいたい1頭です。