【天皇賞(秋)2016予想】秋華賞ジュエラー・菊花賞レッドエルディストに続き天皇賞(秋)の危険な人気馬とは?!今週はこの馬をぶった切る!

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先週も3000mの距離適性に疑問がある馬をレッドエルディスト含めて4頭取り上げたが、全て入着すら出来ない着順で無事に仕事を果たせた。秋華賞を含めて2週連続で人気馬をバッサリ切って馬券は的中。良い流れで来ているので、この勢いで今週も頑張りたい。

さて、今回は天皇賞(秋)。世界を制したモーリスやエイシンヒカリなど好メンバーが揃った印象で、おそらくオッズもかなり割れるだろう。そこで今回はジュエラーとレッドエルディストに続いて危険な人気馬として考えているルージュバックについて買えない理由を含めて解説していきたいと考えている。もちろんエイシンヒカリやモーリスなどの人気上位馬の現時点での評価にも触れる。ぜひ、読者の方は以下の内容を理解して頂いた上で、前日予想にお役立て頂ければと考えている。

まずは、今回注目されている馬について見ていきたい。その馬とは、①モーリス(ムーア騎手)と②エイシンヒカリ(武豊騎手)、③アンビシャス(横山典騎手)である。

最も注目すべき馬は①モーリスだろう。前走の札幌記念では距離の不安要素を払拭する形での2着で、極端な重馬場をこなし内容自体は悪くなかった。また、春の安田記念こそ折り合い面の影響でロゴタイプに足元をすくわれたが、今回は乗り慣れたムーア騎手。先行勢有利の流れで3〜4番手を先行すれば簡単には止まらないはずだ。一方で、②エイシンヒカリは心配点が複数ある。まずは4ヶ月半の休養明けと海外帰りにおけるレースで、先週の追い切りもイマイチ。また、ロゴタイプが先手を主張するとなれば昨年同様に2番手からの競馬が予想され、絶対的な信頼を置きづらい1頭と言える。ただ、昨年の毎日王冠で勝利している事も確かなので、自分の得意の形で力さえ出し切れれば馬券に絡むチャンスはあるだろう。そして、③アンビシャスも春の大阪杯でキタサンブラックを破っており、横山典騎手への乗り替わりもここではプラスになるはずだ。

今週はルージュバックが危険な人気馬!メンバー強化と斤量増で着外も?!

そして今回危険な人気馬として候補に挙げているのは①ルージュバック(戸崎騎手)である。エプソムCと毎日王冠を連勝しており、今最も波に乗っている馬であろう。

ただ、ここ2走は外が伸びる馬場状態と斤量54キロのアドバンテージに恵まれた勝利。また、確かに前走でアンビシャスを破ったが、似たような形で2連勝を飾れば今回も後方から大外一気の競馬に縛られてしまうはず。Bコース開幕週で馬場状態こそ読めないが、今年の毎日王冠組よりもハイレベルの力があるモーリスやエイシンヒカリなどを外から差し切るほどの力はない。現に昨年の有馬記念では10着に敗れ、G1級の一流馬相手には歯が立っていないのだ。ここは得意の東京コースと言えども展開不向きで勝てるほど甘くはないだろう。もし、土曜日の時点でここ2走同様に外伸びでなければ枠順問わずバッサリ切りたいと考えている。

以上、人気上位馬を中心に取り上げて解説した。やはり、ルージュバックについてはエイシンヒカリやモーリスなどと比較すると一枚落ちる印象で、今回は過剰人気タイプと言えるだろう。また、他にも昨年2着のステファノスやオールカマー2着のサトノノブレス、春のドバイを制したリアルスティールなど魅力的な馬は数多く揃っている。また、やはりモーリスやエイシンヒカリを簡単には軽視できない印象で、枠順や馬場状態が結果に大きく左右しそうだ。ぜひ、読者の方は上記の内容を理解した上で土曜日や当日の馬場を正確に見極めて頂き、人気に惑わされることなくここ2週同様に美味しい馬券をゲットして頂ければと考えている。