【平安ステークス2026】ロードクロンヌ反撃へ、得意の京都で巻き返しなるか?
公開: 2026/05/20 17:47

土曜の京都競馬メインに組まれているのは、古馬ダート中距離路線の強豪が集うG3「平安ステークス」。注目を集めるのは、前走フェブラリーS・11着からの巻き返しを狙うロードクロンヌだ。
前走のフェブラリーSは前後半800mが47秒1―48秒3という約1秒の前傾ラップ。ダートG1としては平均的な流れだったが、東京ダートらしく地力が問われる一戦となった。
ロードクロンヌは積極的に前へ出して番手を確保。やや力みながらの追走となったが、折り合いを大きく欠くほどではなかった。直線入り口までは十分な手応えを残していたものの、最後は脚色が鈍り11着。シックスペンスやペプチドナイルと並ぶ厳しい形となり、苦しい競馬を強いられた。
それでも、今回のメンバー相手に勝ち負けへ持ち込むには前で運ぶしかなかったのも事実。結果こそ伴わなかったが、内容そのものは決して悲観するものではなかった。管理する四位洋文調教師も「この馬本来の形ではなかったですね。できれば他の馬が行って、それを追う形が良かった。最後は止まりましたが、あれも経験になると思う」と前向きに振り返っている。
今回の巻き返し舞台となる京都は、ロードクロンヌにとって絶好の条件。2走前のプロキオンSでは、この京都コースでJRA重賞初制覇を達成。京都ダートでは【2-1-1-0】と抜群の安定感を誇っている。特に、コーナー4つのコース形態では高いレースセンスがより際立つタイプ。地方、中央を問わず安定した走りを見せてきたが、1900mという距離設定、さらに輸送負担の少ない京都替わりは大きなプラス材料と言える。
3か月ぶりの実戦となるが、状態面にも不安はない。1週前追い切りでは栗東CWコースで横山和生騎手を背に長めからビッシリと追われ、7F99秒5―11秒2をマーク。併せ馬には首差遅れたものの、動きそのものにはリフレッシュ効果が感じられた。
四位調教師は「前走後は短期放牧に出してここへ。少しのんびりした感じがあったので、先週は急きょジョッキーに来てもらって、びっしり追いました。気合は乗ってきましたよ」と手応えを口にする。
さらに「ここでいい結果を出して、大井の帝王賞(7月1日)に向かいたいね」と、その先のG1戦線も見据えている。フェブラリーSの敗戦を糧に、得意舞台で迎える平安ステークス。ロードクロンヌが本来の形を取り戻し、再び頂点戦線へ名乗りを上げるか注目が集まる。

