【根岸S予想2018】1400mはベストの条件、キングズガードが差し比べを制す!
勝ち馬にはフェブラリーSの優先出走権が与えられる根岸S。一昨年の勝馬モーニンはこことフェブラリーSを連勝し、昨年の勝馬カフジテイクはフェブラリーSで1番人気に推され3着になるなど、同じ東京競馬場で行われるということもあって、本番を占う意味でも一番重要なレースと言えます。
今年は出走頭数が14頭と少ないものの、昨年の勝馬カフジテイクを筆頭に、昨年2着のベストウォーリア、4歳馬でユニコーンSを勝っているサンライズノヴァ、昨年秋の武蔵野Sで15番人気ながらも3着に好走し前走のギャラクシーSを快勝した上り馬のアキトクレッセント、同じく武蔵野Sで4着と好走し復活気配のでてきたノンコノユメなど、なかなかの好メンバーが揃いました。
その中でも今回筆者が注目しているのは、前走チャンピオンズCで8着だったキングズガードです。キングズガードの武器は何と言っても自慢の末脚で、過去5走、南部杯を除けば全て上り3ハロンで最速タイムを出しております。近2走は1800mにチャレンジし、3着、8着と末脚自慢でいいところまで追い上げるも、勝ち切れないという競馬が続いている状況です。そういう意味では、展開が嵌ってこその馬と思われるかもしれません。
しかし、この馬が一番得意な条件は今回の根岸Sの1400mで、1400mの通算成績は22戦して「8-7-5-2」で、着外は2回しかない好成績を残しています。昨年の根岸Sでも4着と好走しています。1800mの2戦では結果は出ませんでしたが、やはりこの馬は1400mがベストの距離。
今年で7歳馬となり衰えが見え始めてきてもおかしくないところではありますが、この馬の場合、初重賞が5歳の夏でやや晩成的に成績を上げてきました。そこから6歳の昨年は短距離ダートのトップクラスを闘って力をつけてきた馬です。むしろ7歳の年齢を気にするより、今が経験を積んだ集大成と言えるのではないでしょうか。
ということで、フェブラリーSを占う重要な一戦となる根岸Sでは、1400mがベストの条件となるキングズガードが差し比べを制してフェブラリーSに進んでくれるものと予想して勝負をしたいと思います。