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【七夕賞2025予想】“充実一途”の3頭に注目!実績と勢いを兼ね備えるのは?

2025/07/12 04:00
中央競馬
【七夕賞2025予想】“充実一途”の3頭に注目!実績と勢いを兼ね備えるのは?

福島競馬場の夏の風物詩、七夕賞が開催される。このレースは適度に荒れる傾向があるものの、大波乱にはなりにくいという特徴を持っている。過去10年の傾向と今年の出走予定馬を照らし合わせながら、注目馬を整理していきたい。

まず信頼度という点で見ると、1番人気馬は極めて不安定な成績を残しており、過去10年で勝利はわずか1回。それでも2022年、2023年と2年連続で2着に好走しており、全く無視できる存在でもない。一方で、近年は2番人気馬の奮闘も目立っており、馬券を組み立てる上では一定の評価が必要だ。

大穴党には残念なデータだが、近年は二桁人気馬の激走がほとんどなく、中波乱に収まることが多い。実力馬を中心に考えつつ、多少の紛れに対応する形が求められるレースといえる。

ハンデ面で見ると、勝ち馬の多くは57kg以上の斤量を背負っていた。基本的には57kg以上の牡馬を軸に据えるのがセオリーで、牝馬であれば55kg以下でも通用するケースがある。一方、牡馬の55kg以下はかなり厳しく、軽ハンデ馬の中から勝ち馬を出すのは容易ではない。ただし、57kg台の有力馬が崩れた年には、54kgの牡馬が勝利する例もあり、該当馬には注視が必要だ。

年齢構成も明確で、近年は5歳馬が主力。4歳、6歳がこれに続き、7歳以上は苦戦を強いられている。加齢による能力の衰えや適性のズレが影響している可能性が高く、馬券対象としては評価を下げざるを得ない。

舞台となる福島芝2000mは小回りコースであるが、単純に「逃げ有利」とも言えない。好位差し、あるいは中団から早めに進出できる機動力型の差し馬に分がある。特に近年は「逃げ馬壊滅」の傾向が強く、ペースや馬場次第では末脚勝負に持ち込める馬が台頭している。

注目馬の筆頭は、シリウスコルトだ。福島民報杯と新潟大賞典を連勝し、現在まさに充実一途。トップハンデが課されるが、自在性のある脚質と展開に左右されにくい競馬が強みだ。今回もいつでも抜け出せる位置で安定した競馬が期待される。

次に推したいのが、シルトホルン。これまでに福島での重賞を2戦経験しており、舞台適性は問題なし。2年ぶりの勝利でオープン入りを果たし、勢いの面では見逃せない一頭だ。

そしてもう一頭が、コスモフリーゲン。準オープン突破に時間はかかったが、デビューから無傷の3連勝を決めた素質馬。重賞初挑戦となるが、前走の内容も濃く、G3の舞台でも好勝負が期待される。

今年の七夕賞も、過去の傾向をしっかり踏まえながら、勢いのある実力馬たちが激突する一戦となりそうだ。展開とハンデバランスを読み解き、的確な軸選びが勝負の鍵を握る。 

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