【JRA七夕賞2025予想】1番人気は鬼門、軸と穴馬候補を過去データから抽出

日曜の福島メインに組まれているのはサマー2000シリーズに指定されている3歳以上オープンのG3・七夕賞です。今年は15頭立てでの開催が予定されています。
過去10年のデータを見ると、1番人気馬の成績は【1-2-0-7】と信頼度は低く、毎年波乱の可能性があるハンデ戦となっています。一方で、2番人気馬は【4-1-1-4】、3番人気馬は【3-0-0-7】と、勝率という点では2・3番手評価の馬が好成績を挙げており、馬券の軸としてはこのあたりの人気馬を狙いたいところです。
所属別では関東馬が4勝、関西馬が6勝と拮抗しており、馬齢別でも4歳馬からベテランまで幅広く好走しています。特に6歳以上の高齢馬には注意が必要で、2018年には6歳馬メドウラークが二桁人気で勝利し、2023年には6歳牝馬ホウオウエミーズが13番人気で3着と、人気薄の高齢馬が波乱を演出する傾向も見られます。
今年注目されるのはドゥラメンテ産駒の6歳牡馬ドゥラドーレスです。重賞で安定した成績を残しており、今回も上位人気が想定されていますが、1番人気となれば過去傾向からは警戒が必要かもしれません。
一方、穴馬として注目されるのがキングヘイロー産駒の7歳牡馬リフレーミングです。福島芝コースでは2勝を挙げており、重賞実績もあります。鮫島一歩厩舎の解散に伴い、今回は藤野厩舎への転厩初戦となりますが、ミルコ・デムーロ騎手との新コンビで挑む予定です。前走の中山記念では15着と大敗したこともあり、人気は控えめになる見込みで、馬券妙味のある1頭として注目です。

