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【アルゼンチン共和国杯2025予想】実績・勢い・未知の魅力、注目の4頭をピックアップ

2025/11/08 05:00
【アルゼンチン共和国杯2025予想】実績・勢い・未知の魅力、注目の4頭をピックアップ

東京競馬の日曜メインは、秋の大舞台に向けた重要なステップレース、アルゼンチン共和国杯(G2、芝2500m)が開催。ハンデ戦ながら、極端な波乱が少なく、実力馬が順当に力を示す傾向が強い一戦だ。とはいえ、昨年は10番人気の8歳馬ハヤヤッコが58.5kgの重ハンデを背負い勝利を収める波乱の結果に。続く2着は1番人気の7歳馬(58kg)、3着は52kgの4歳牝馬と、年齢も斤量も多彩な組み合わせとなった。難解ながらも、勝ち馬は軽ハンデではなく、力のあるタイプが台頭しているのが近年の傾向である。

人気の傾向を見ると、ここ10年で3番人気以内の馬が毎年1~2頭は馬券圏内に入っており、上位人気からの組み立ても有効。前走の条件は長距離戦がベストだが、G2であれば2200mでも問題はない。特にG1組からの参戦馬は実績・格の面で要注意といえる。

また、この3年間では6歳・7歳・8歳馬がそれぞれ上位に食い込んでおり、経験豊富なベテラン勢の健闘も目立つ。脚質的には3番手付近で立ち回るタイプ、あるいは末脚勝負の差し馬に分があり、追い込み一辺倒の決め打ちはリスクが高い。

以上を踏まえて注目したいのは4頭。まずはスティンガーグラス。長距離戦での安定感は抜群で、ここまで5戦して唯一敗れたのは春の目黒記念のみ。実績・勢いを考えると1・2番人気には推されるはずで、末脚も上位。得意舞台の東京で雪辱を期す。

ローシャムパークは近走で勝ち星こそ遠いが、昨年は大阪杯・2着、米G1のBCターフで2着とG1戦線でも勝ち負けを演じており、G2なら実力は一枚上。ハンデも実績を反映した妥当な設定で、ここは地力を見せる舞台だ。

初重賞挑戦となるミステリーウェイは未知の魅力を秘める1頭。春は阪神2400mの3勝クラスを逃げ切り、前走は札幌2600mのオープン・丹頂Sを逃げ切っており、長距離&タフな舞台を逃げ切っている実績は魅力だ。先手を奪ってどこまで粘れるかが鍵となる。

そしてボルドグフーシュ。昨年、今年と圏外が続いているが、3歳時には菊花賞・2着、有馬記念・2着と好走しており、本来持っている素質は上位。G1制覇に手が届いてもおかしくない能力の持ち主で、ここは秋の飛躍へ向けた大事な一戦となる。

経験、実績、そして勢いが交錯する伝統のハンデ重賞。秋の東京を舞台に、力と戦略が試される戦いが待っている。 

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