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【JRA京都新聞杯2026】前残りに警戒!先行力が勝敗左右

公開: 2026/05/08 19:51

中央競馬
【JRA京都新聞杯2026】前残りに警戒!先行力が勝敗左右

春競馬もいよいよ終盤戦へ突入し、東京競馬場では府中G1シリーズが本格化。その裏で西のメインとして行われるのが、日本ダービーへの東上最終便ともいえるG2「京都新聞杯」だ。

日本ダービーまで中2週という厳しいローテーションになるものの、ここで賞金加算を狙う1勝馬や上がり馬にとっては、まさに最後のチャンスとなる重要な一戦。今年も将来性豊かな素質馬が集結した。

過去10年の傾向を見ると、前走で敗れていた馬が6勝を挙げており、そのうち5頭はリステッド競走以上を使っていた。一方、前走を勝っていた馬は4頭で、近年はゆきやなぎ賞組が2勝を挙げるなど、1勝クラスからの臨戦馬にも注目が必要だ。

ただし、単純に前走着順だけでは判断できないのが京都新聞杯の難しさ。重要なのは“前走でどれだけ支持を集めていたか”という点だ。過去傾向では、前走で6番人気以下だった馬はここでも苦戦傾向が強く、評価を大きく落としていた馬の巻き返しは少ない。

また、このレースは当日の人気もそこまで重要ではない。1番人気馬の信頼度は高くなく、一桁人気であれば極端な評価差は気にしなくていいレースとなっている。むしろ、状態面やコース適性、実績、そして脚質を重視した馬券戦略が重要だ。

特に近年は前有利の傾向が顕著で、この3年は後方一気タイプの好走がほとんど見られない。好位で流れに乗り、長く脚を使えるタイプが狙い目となる。

さらに注目したいのが、京都新聞杯で存在感を放っている川田将雅騎手だ。この5年で隔年3勝を挙げ、さらに3着1回と抜群の成績を残しており、今年もキーマンとなる。

そんな傾向を踏まえて、今年注目したいのが4頭だ。

まず中心視したいのがエムズビギン。京都外回りコースでは新馬戦を勝利し、きさらぎ賞でも2着に好走している。さらに東京芝2000mの未勝利戦では5Fから動いて0.4秒差の完勝と、能力の高さを見せつけた。川田騎手とのコンビ継続も大きな魅力で、ダービーへ向けて負けられない一戦となる。

続いて注目はカフジエメンタール。派手さこそないものの、どの条件でも安定して走れる堅実派で、レースぶりに崩れが少ない。今回は2度目の重賞挑戦となるが、メンバー構成を考えても勝ち負けに加わる力は十分ある。

さらに、リステッド勝ちからG1でも掲示板を確保しているバドリナートも有力候補だ。京都コース実績があり、世代上位相手にも善戦してきた経験値は大きい。ここでは結果が求められる立場となるが、能力的には上位争い必至だろう。

そして、先行力を武器に連勝中のコンジェスタスも侮れない。中山、阪神の芝2000m戦を連勝中で、安定した立ち回りが魅力。今回も得意の先行策から押し切りを狙う形となりそうで、近年の前有利傾向にも合致する存在だ。

ダービーへ夢をつなぐ京都新聞杯。今年は実績馬、上がり馬、1勝馬が入り混じる混戦模様となったが、求められるのは単なる瞬発力ではなく、前で運べる総合力。ここから未来のダービー戦線を担う馬が現れるか注目だ。

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