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【ヴィクトリアマイル2026】差し馬台頭の流れ続くか?馬場&展開読みが重要

公開: 2026/05/13 18:43

中央競馬
【ヴィクトリアマイル2026】差し馬台頭の流れ続くか?馬場&展開読みが重要

春の東京マイル決戦「ヴィクトリアマイル」は、今年も馬場傾向の見極めが大きなポイントとなりそうだ。先週のNHKマイルカップは、上がり最速と2位タイの末脚を使った差し馬同士による決着。高速馬場のなかでも、前半から流れが厳しくなれば差しが台頭する現在の東京芝を象徴する一戦となった。

前日土曜の芝レースでも、その傾向は顕著だった。分倍河原ステークスは1分32秒2の高速決着。エプソムカップこそ勝ち時計は1分45秒4だったが、上位を占めたのは上がり3ハロン33秒台を使った差し馬たちだった。脚の遅いタイプには厳しい馬場状態となっていた。

そしてNHKマイルC当日は、前半600m通過が33秒7という東京マイルとしてはかなり速い流れ。特に2ハロン目10秒5、3ハロン目10秒9というラップは前に行く馬にとって過酷なペースで、差し決着は必然ともいえる内容だった。

ただし、ヴィクトリアマイルはNHKマイルCとはやや傾向が異なる。例年は内前有利のイメージが強く、さらに今週からはBコース替わり。先週までの外差し有利の馬場がどこまで変化するかは重要なポイントとなりそうだ。

それでも、現在の東京芝のコンディションを考えれば、引き続き差し馬の台頭には警戒が必要。その筆頭候補となるのがカムニャックだ。

新馬戦勝利時には大器と評された存在だったが、その後2戦連続で馬券圏外に敗れ、一時は評価を落としていた。しかしG2フローラステークスでは7番人気の低評価を覆す豪快な差し切り勝ち。続くG1オークスではアルマヴェローチェとの叩き合いを制し、素質の高さを改めて証明した。秋はG2ローズステークスを快勝。G1秋華賞では気性面の脆さを見せて崩れたものの、今年初戦のG2阪神牝馬ステークスでは2着に好走し、改めて力を示している。

血統面も魅力十分だ。同じ一族には2006年ヴィクトリアマイルを制したダンスインザムードがおり、東京マイルへの適性は高いとみていい。

いずれにせよ、ハイペースから差しが届く展開になれば、エンブロイダリー、カナテープ、ケリフレッドアスク、マピュース、ボンドガールといった差しタイプも怖い存在になる。伏兵的な立場での参戦となる差し馬も多く、おさえておくならこのあたりの馬が候補となってきそうだ。

今年のヴィクトリアマイルは、Bコース替わりによる馬場変化とペースが最大の鍵。前日から当日にかけての芝状態を慎重に見極めながら、差し勢の台頭に警戒したい一戦となりそうだ。

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