【札幌2歳S】特別登録のラシーム出走回避ですずらん賞へ?

8/30(日)札幌競馬場5R新馬戦にて見事優勝を果たしたラシーム(2歳牡馬・父ブラックタイド・母クランチーカ)が9/5(土)札幌競馬場11R札幌2歳ステークスと9/6(日)札幌競馬場10Rすずらん賞の両方に出走登録をしていることがわかりました。どちらかへの出走で新馬戦からの連闘となりますが、どちらへも出走できるよう登録だけはしておいたということでしょう。

特別登録にはGⅢで5万円、OP競走では3万円となっています。法律では300万円まで徴収して良いことになっているため、非常に控えめな金額です。3着以内に入れば戻ってくる登録料ですが、出走しなければ寄付金のようなものです。競走馬の維持費に比べれば微々たるものとはいえ、無駄な出費を好む馬主もいないでしょうから、明らかに出走しないレースにも登録をするというのはある種の期待の現れとも言えるかもしれません。

このラシームの血統を見ると今年7月のラジオNIKKEI賞を制したアンビシャスとの面白い共通点が見つかります。アンビシャスの父ディープインパクトはラシームの父ブラックタイドの全弟にあたるので、サイアーラインからみたいとこ関係と言えます。また、ファミリーラインから見ると、お互いに母の母がカルニオラなので、こちらもまた共通の祖母を持ついとことなります。両親ともにアンビシャスとは違えど、サイアーライン・ファミリーラインのどちらから見てもいとことなる近くて遠い興味深い血統です。

アンビシャスはクラシック路線からは外れているものの、GⅢへの3回の出走を含みながら3着内率100%と、地道に優秀な活躍を見せています。ラシームも初戦無事突破し今後の活躍が近親ば含め楽しみとなります。カルニオラからは5頭の牝馬が産まれていますが、ディープインパクト・ブラックタイドとの配合はあまり多くありませんので、今後の種馬選考のきっかけともなるかもしれませんね。

札幌2歳ステークス出走予定馬の中で注目の競走馬は2010年阪神ジュベナイルフィリーズ優勝馬レーヴディソールの初仔でアラバスターと、新馬戦・コスモス賞の2レースを不人気ながら2連勝してきたラヴアンドポップ(牡・父アドマイヤムーン・母ラヴィングプライド)などがいます。