【バーデンバーデンカップ2026】コース適性と勢いを重視!編集部注目の3頭を分析
公開: 2026/06/24 16:23

今週土曜の福島競馬メインレースは、芝2000mで行われる3歳以上3勝クラスのバーデンバーデンカップ。今年は登録9頭と少頭数での開催が予定されており、例年以上に展開や位置取りが結果を大きく左右する一戦となりそうだ。
出走予定馬を見ると、前走でこのクラスの掲示板を外している馬も多く、近走成績だけで力関係を判断するのは危険なメンバー構成となっている。ローカル開催への舞台替わりによって一変する馬が現れても不思議ではない。
その中で最も勢いを感じる存在が、ドゥラメンテ産駒の4歳牝馬マリアイリダータだ。
美浦・田中博康厩舎の管理馬で、同厩舎は近年トップクラスの勢いを誇る存在。直近でもシックスペンスやフィンガーで大舞台を制しており、厩舎全体の好調ぶりが目立っている。マリアイリダータ自身も1勝クラス、2勝クラスを連勝中と充実期を迎えており、昇級戦でも軽視はできない。
今回は主戦の舟山騎手から坂井騎手への乗り替わりとなるが、これまで先行しても差しても安定した競馬を続けており、自在性の高さは大きな武器。少頭数で流れが落ち着くようなら、自身の競馬に持ち込める可能性は高い。勢いという点ではメンバー中でも一歩リードしている印象だ。
一方で、前走内容から注目したいのがシルバーステート産駒のハニーコムである。
前走は12番人気という低評価を覆し、このクラスで2着と好走。人気薄での激走だったことからフロック視される可能性もあるが、同条件の芝2000mで再び挑んでくる点は陣営の手応えの表れとも受け取れる。
福島芝コースは今回が初挑戦となるが、新潟芝コースで勝利経験があり、ローカル競馬そのものへの適性は十分。課題となるのは福島特有の小回りへの対応だろう。それでも前走の内容を考えれば、引き続き警戒が必要な一頭であることは間違いない。
そして人気薄候補として面白い存在がホウオウスーペリアだ。
スクリーンヒーロー産駒の6歳牡馬で、近走は先行策でも差し競馬でも結果が伴わず苦戦が続いている。しかし、福島芝コースでは3戦してすべて馬券圏内に好走しており、コース適性の高さは今回のメンバーでも上位に入る。
特に少頭数戦では折り合いや位置取りの難しさが軽減されるケースも多く、本馬にとっては歓迎材料となりそうだ。近走成績だけを見れば強調しづらいが、条件替わりによる巻き返しの余地は十分に残されている。
今年のバーデンバーデンカップは少頭数ながら興味深い顔触れが揃った。連勝の勢いでオープン入りを狙うマリアイリダータ、前走激走の再現を目指すハニーコム、そして福島巧者ホウオウスーペリア。それぞれに強調材料があり、単純な能力比較だけでは片付けられない一戦となりそうだ。ローカル開催らしくコース適性や勢いを重視した馬券戦略が重要なレースになるだろう。

