【エプソムカップ2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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秋の大一番に向けて実力馬が集結するG3「エプソムC」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

インダストリア(牡4、宮田敬介厩舎)

6/7(水)美浦・南W(やや重)6F82.3-5F65.9-4F50.3-3F36.0-1F11.5(馬なり)

美浦の南Wで単走。終始馬なりの楽な追い切りでしたが、しまいで軽く促されると絶好の反応と伸びでラスト1F11秒5をあっさりとマーク。全体時計は自己ベスト更新の好時計で、加速ラップも優秀です。前走ダービー卿CTの追い切りで着用していたメンコを今回も着用。本番のレースでは着用しませんでしたが、今回はレースでも付ける予定となっています。追い切りの動きからも、前向きな気性を改善する効果が感じ取れ、本番を楽しみにしたい1頭です。

フィアスプライド(牝5、国枝栄厩舎)

6/7(水)美浦・南W(やや重)5F66.0-4F51.2-3F36.4-1F11.2(一杯)

美浦の南Wで2頭併せ。道中は併せ馬を後ろに置くかたちで先行し、直線は内から迫る相手をラスト1F11秒2の脚でおさえて併入しました。年齢を重ねるごとに調教で動くようになってきている印象で、ラスト1Fの11秒2も自己ベストタイ。3走前の長岡Sは休み明けで太め残りでしたが、使われながら順調に良化。今回も約6ヶ月ぶりと久々ですが、休み明けからこの動きと時計ならいきなりの激走もありそうです。

ガロアクリーク(牡6、上原博之厩舎)

6/7(水)美浦・南W(やや重)6F84.5-5F67.8-4F53.1-3F38.4-1F11.3(馬なり)

石橋脩騎手を背に美浦の南Wで単走。表記は単走ですが、前を行く他厩舎の馬2頭を目標にして道中はリズム良くマイペースに追走し、直線も鋭く反応してラスト1F11秒3の好時計をマーク。1週前も石橋騎手を背に南Wで2頭併せを行い、一杯に追われて5F66.2-1F11.3の好時計をマークし、併せた3歳未勝利の僚馬シャノンフォールズを追走先着と絶好の動きを披露しています。1年ぶりを感じさせない迫力十分の伸び脚を先週から見せており、万全の態勢を印象付けています。もともと間隔があいても走れる馬で、休み明けでもしっかり力を発揮できそうです。