【フェアリーS予想2021】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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春の飛躍を目指す乙女たちの戦い「フェアリーステークス」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

クールキャット(牝3、奥村武厩舎)

1/7(木)美浦・南W(良)4F52.0-3F37.8-1F12.7(強め)

津村明秀騎手を背に美浦の南Wで3頭併せ。僚馬パープルレディーとヴェイルオブナイトを先行させてスタートし、終始余裕のある手応えで追走。3コーナーで最内から加速して4コーナー出口で並びかけ、軽く仕掛けられると手応え良く伸びて2頭を一気に置き去りにし、パープルレディーに3馬身、ヴェイルオブナイトに2馬身差をつけて先着した。舌を出しながら走っているのでそのあたりは気になる部分だが、動き自体は良い。

ベッラノーヴァ(牝3、金成貴史厩舎)

1/6(水)美浦・南P(良)5F66.4-4F51.2-3F38.0-1F12.5(強め)

栗東ポリトラックコースで2頭併せ。併せ馬の外を3馬身ほど先行して進め、内から相手を行かせて直線で馬体を合わせると、軽く促され楽な手応えで一気に加速して1馬身先着した。フォームの高い助手の騎乗でもしっかりと時計は出しており、馬体重396kgと小柄な牝馬だが、牝馬らしい切れる末脚で相手を鮮やかに交わす好内容。もともとポリトラックでは動く馬だが、一戦使って上昇の可能性もありそうだ。

ファインルージュ(牝3、木村哲也厩舎)

1/7(木)美浦・南W(良)5F68.5-4F53.1-3F38.5-1F12.2(馬なり)

美浦南Wで3頭併せ。僚馬テネラメンテを後ろ、ゴールデンシロップを前に置いて進め、4コーナー出口で横一線になると、直線は馬なりでグイッと前に出て、内に1馬身、外には半馬身先着した。2頭の間に挟まれ窮屈なまま直線追われたが、全く掛からず馬なりで突き抜ける好内容。抜け出してからフワッとするところがあるということだったが、ゴール後も伸びており好気配。1週前は美浦坂路で4F54.7-1F12.3とここでもしまいはしっかり速い時計で伸びており、体勢は整ったという印象。